リモートワークに存在する「すき間」を埋めるチーム合宿 その1

2022/09/08

皆さんこんにちは。
CMOの藤井です。

今日は、2022年8月に実施したinvyチーム合宿について紹介します。
チーム合宿は実は3回目なのですが、今回は初のお泊り合宿でした。

まずチーム合宿について、なんでやるの?って話です。

クリエイティブホープは完全リモートワークなので、
毎日オンラインでは会っているのですが、リアルではあったことないって人も少なくないんですよね。

リモートワークの良さは、当然効率性なので自身の仕事のスタイルや事情に合わせて時間を使えるというところです。

「朝晩の移動時間が不要だからこそ、目の前の業務に集中できる」というメリットはあります。

だからこそ、こんな小さい会社だとしても、「子育てや介護化でも働きたい」「こんな成長したい」という優秀な人財に選ばれているんじゃないかなと思います。

でも、当然ながらリモートワークにもそれなりに課題があるんです。

背景にあるのが世代間や物理的なギャップ

 

 

定期的に飲み会とかしないの?っていう話とかもあるんですが、
(オンラインでもリアルでも、もちろんやってもいます。)

当社の場合、北は北海道、皆は四国など様々な場所にお住まいの方
子育て・介護などあって時間的制限がかなりある方

そうやすやすとは集まれない!

そして、リモートワークの効率の裏側には、メンバー・マネジメントそれぞれの悩みが溢れています。

物理的な距離感の裏側に自身の悩みだけでなく、家族・友達などとの関係性などこれまでは愚痴や悩みとして発散されていた内容が蓄積されていることがよくあります。
今までは、飲み会で発散できていた人もいるでしょう。

色々な背景から、発散するのも簡単ではなくなってきています。

企業として、どこまでそういうことに向き合うかというのはあるとは思いますが、人はロボットではなく感情によって状況が左右してしまうのはよくあることだからこそ、定期的にリフレッシュする機会というのは非常に重要なんじゃないかなと思います。

各企業様、チームメンバーでの旅行を推奨したり、そういう予算を用意したりと福利厚生で取り組んでいたりするのも納得できます。

オンラインだけだと「ひととなり」がわからない

 

よく動画で画面に映っている姿はスーツだけど、下半身がハーフパンツだったなんていうのを見たことがある方もいらっしゃると思います。
ああいう動画からもわかる通り、リモートワークでの業務はカメラ越しでしかその人を理解することができない。

例えば、会議中笑わせたとしても、本当に面白いから笑っているのかわからない。
仕事以外にどんなことやっているのかとか、聞いたとしてもなかなか教えてくれない。

空気感やコンテキストが読めず距離感がわからないから、どこまで何を言っていいかわからない、砕けていいかわからない。その人の本当の「ひととなり」がわからないから、人間関係が深めづらい。

だからこそ、1on1とかがあっても悩み相談がしにくいし、されにくい。

もちろん、よくしゃべる人はリモートワークでも関係なく距離感を縮められます。
でもみんながみんなそうできるわけでもないんですよね。

また、自分自身もそうですが、仕事で見せている側面は演じている部分もあって、本質じゃないことも一側面しか見せていないことも少なくないと思います。

でも、実際の人には、いろいろな側面があって、立体的で深さや高さなど多面性があるからこそ、その人自体に面白さがあって、それを知ることによってはじめてその人のことを本当に理解し始められるのではないかというわけです。

だからこそ、立体的に感じられる機会を作ることで、その人の新たな特徴や能力の理解につながり、そして、信頼関係構築づくりが始めるわけです。

なので、貴重な時間の中で、合宿は普段オンラインでは見ることができない、知ることができない「ひととなり」を感じる・知る機会として、とても有効な施策というわけです。

チームづくりは型があるわけではない。

やっぱり、仕事をしていると様々なタイプの人がいます。
会社によって、チームのマネジメントの仕方にもいろいろあります。

成果を上げることを重要視するチームビルディングもあれば、関係を育むチームビルディングを大事にする企業もいる。
成果を上げるために、メンバーを厳しく評価して、背中を押し続けるKPIマネジメント
家族経営のように、常に見捨てず助け合うチームマネジメント

クリエイティブホープは、両者をとても重要視しています。

 

私は、企業で仕事する際に重要なのは「だれ」と一緒に「何を」なし遂げるかだと思ってます。 そのためには、相互理解と意思疎通は必須なわけです。

「 人となり」を理解するというのは、チームとしてとても重要なことなわけです。

チームビルディングが目的とした合宿はNG

マネジメントしている方は、一度は悩まれるチームビルディング。
でも現場の方からすると、なんでわざわざ仲良くなろうとしなければいけないの?って話です。
会社都合で仲良くなってよって言われてもね。そんな都合がよくいかないわけです。

仕事で成果を上げたい・成長したいわけで仲良くなりたいわけではない。

さきほども書いた通り、特に会社には、さまざまな背景をお持ちの方いらっしゃります。
年代も様々、子育てや介護、副業など時間がかなり限られている。
限られているからこそ、開けていただいた時間を徹底的に有意義なものにしなければ、無駄なことに時間は使わないし、次回はないわけです。

そこで、今回の合宿は様々な背景にある人たちが、それをビヨンドして楽しめる時間を作る!ということで企画しました。

・子育てなど家庭の事情から離れて羽を伸ばしてもらう
・仕事からいったん離れて普段はやらないことに没頭してもらう
・みんなで協力しなければ、楽しむことができない状況をつくる
・その地域ならではの場所やイベントを体験してもらう

そんな感じで結果としてチームビルディングしてしまうためということを念頭に企画したわけです。

 

 

次回に続く

Topics: Heartbeat, _ (Blank), Co-create, Realize