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HubSpotのデータモデル・セット

作成者: CRH|Jul 19, 2026 2:36:36 PM

HubSpot内に最適なデータモデルを設計し、分析や施策に活用できるデータセットを構築。バラバラな情報を整理し、統一された指標で可視化。レポーティングやAI活用の基盤を整え、意思決定の質を高めます。

① 機能説明

データモデル・セットとは

  • HubSpotのCRM上で管理するコンタクト、会社、取引などの異なるデータ(オブジェクト)の関係性を正しく定義・整理したビジネスデータの全体構造(データモデル)のことです。
  • ビジネスの目的に応じて必要なデータのみを柔軟にフィルタリング、抽出、加工してまとめられた、分析やレポーティングに即座に活用できる再利用可能なデータの集まり(データセット)を指します。
  • 組織内に散らばるバラバラな情報を一元化し、マーケティング、営業、カスタマーサービスなどの全部門が同じ共通の定義・指標で顧客データを可視化し、AI活用やデータ分析を効率化するための基盤となります。

活用シーン

  • 異なる事業部や製品ラインごとに管理されている顧客データや売上データの定義を全社レベルで統一し、経営層やマネージャーが迅速かつ正確な意思決定を行うためのレポートを作成したい場合。
  • カスタムオブジェクトを含む複数のオブジェクト(例:コンタクト、会社、製品、契約情報など)を高度に組み合わせた、複雑なクロスオブジェクト分析や数式の計算をノーコードで実装したい場合。
  • データの表記揺れや欠損をなくし、最新のAIアシスタント(Breezeなど)や予測リードスコアリング機能が最も高い精度でパフォーマンスを発揮できる高品質なデータ基盤を構築したい場合。

他ツールとの連携機能

  • Salesforce、Microsoft Dynamics 365などの外部SFA/CRMシステムや、ERP(基幹システム)とデータ連携を行う際、HubSpot側のデータ構造を相手側のデータモデルに完全一致させてマッピング・自動同期させることが可能です。
  • SnowflakeやAmazon S3、Google BigQueryなどの高度なデータウェアハウス(DWH)や外部のBIツール(Tableau、Looker Studioなど)と連携し、最適化されたデータセットをシームレスにエクスポートして統合分析を実行できます。
  • 外部のデータクレンジングツールやデータエンリッチメントサービスと連携することで、構築したデータモデル内の企業属性やコンタクト情報を常に最新かつクリーンな状態に自動維持できます。

② 支援概要

クリエイティブホープでは、データモデル・セットの効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。

ビジネス要件定義と全体データモデル設計支援

貴社の現在のビジネスプロセス、組織体制、および最終的に可視化したい経営指標やKPIを詳細にヒアリングし、HubSpot上で管理すべき最適なオブジェクト構造とデータモデルの全体像を設計します。標準オブジェクトのプロパティの最適化はもちろんのこと、必要に応じて独自のカスタムオブジェクトを定義し、異なるオブジェクト間のリレーションシップ(関連付け)を正確にモデリングすることで、データの断絶がない堅牢なデータ基盤の土台を構築します。

高度なデータセット構築とレポート・数式自動化支援

設計したデータモデルを具現化するため、HubSpotのデータセット機能を活用して分析に必要なデータを抽出・加工する仕組みを実装します。複数のオブジェクトをまたぐ複雑な集計や、数式プロパティを用いた成約率・売上予測の自動計算、日付ベースのリードタイムの割り出しなどをノーコードで設定し、マーケティングや営業現場のユーザーが専門知識なしで高度なカスタムレポートやダッシュボードを即座に作成できる環境を整備します。

データガバナンス策定とデータ活用定着化伴走サポート

データ基盤を構築して終わりにするのではなく、組織全体でデータのクオリティを高く維持するための入力ルールの策定やデータガバナンスの体制構築をサポートします。現場の担当者がスムーズに正しいデータ入力を行えるよう、画面のレイアウト最適化や必須項目の設定、運用のマニュアル作成を行い、定期的なデータの健康診断(データクレンジングのメンテンナンス)を共に行うことで、信頼性の高いデータ活用を組織へ定着させます。

③ よくあるご質問

Q. 「データモデル」や「データセット」を設計・構築するには、HubSpotのどのプランが必要ですか?

A. カスタムオブジェクトの作成を含む高度なデータモデルの設計や、複数のオブジェクトを組み合わせて高度な集計・数式を設定できる「データセット」機能の利用には、Operations HubのEnterpriseプラン、または各製品のEnterpriseプラン(Marketing Hub Enterpriseなど)が必要となります。貴社の分析要件に合わせて最適なライセンスプランをご提案いたします。

Q. すでにデータがバラバラに入力されており、表記揺れや重複が多くなっていますが、この状態からでもデータモデルの再設計は可能ですか?

A. はい、十分に可能です。クリエイティブホープの支援では、新しいデータモデルを構築する初期フェーズにおいて、既存のデータクレンジング(重複の統合や表記揺れの修正、不要データの削除)を包括的にサポートします。データを綺麗にした上で、新しいデータ構造へ安全に移行マッピングを行います。

Q. データセット機能を使うと、どのようなメリットがありますか?

A. 通常のレポート作成機能では、複数のオブジェクトを組み合わせた複雑な数式計算やフィルタリングをその都度行う必要がありますが、データセット機能であらかじめ計算ロジックや抽出条件をパッケージ化(データセット化)しておくことで、現場のメンバーが迷うことなく、一貫した統一指標に基づいた一歩進んだカスタムレポートを数クリックで作成できるようになります。

Q. 自社で開発したレガシーな基幹システムや販売管理データも、HubSpotのデータモデルに統合できますか?

A. はい、統合可能です。外部システムにある製品データや売上データ、契約情報をHubSpotのデータモデル内の「取引」や「カスタムオブジェクト」にマッピングする設計を行います。APIやWebフック、またはデータ連携ツールを活用することで、外部システムとHubSpotの間で正確にデータが同期される仕組みを構築いたします。