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3分で分かるHubSpotとMeta広告の連携方法

 

こんにちは。クリエイティブホープの白石です。

今回はHubSpotとMeta広告との連携方法についてご紹介します。BtoB、BtoC問わず使われるMeta広告(Facebook広告、Instagram広告)。HubSpotと連携すると様々なことが可能になりますのでぜひご活用ください。

HubSpotとMeta広告とは、お使いのHubやエディションを問わず連携することが可能です。(より便利な機能を用いる場合には有償版が必要な場合があります)

HubSpotとMeta広告アカウントを連携するメリット

メリット1:Meta広告管理画面だけではできないパフォーマンス分析が可能

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上記はHubSpotの広告機能のサンプル画面です。
広告の管理画面では、コンバージョン数を見ることができますが、HubSpotと連携することで、このようにどの広告キャンペーンや広告グループ、広告クリエイティブから新規コンタクト(リード)が獲得できたのか、そこから商談や受注に至ったのか、ROIを含めて分析することができます。
※ROIの算出や商談や受注に関するデータを出すためには取引機能の活用が必要です。

メリット2:インスタントフォームで獲得したリードを自動で取り込み

Meta広告でインスタントフォーム(FacebookやInstagram上でフォーム送信を行う機能)を活用して新規リード獲得をする場合、通常では各媒体画面に遷移してリード情報をエクスポートしインポートする必要があります。
HubSpotと連携をすることで、獲得したリード情報を自動でCRMに取り込むことが可能です。

メリット3:シームレスなフォローアップCRM施策の実施

HubSpotのワークフロー機能を用いて、Meta広告で獲得した新規リードに対し、自動でステップメールなどのフォローアップCRM施策が可能です。CRMとMAがワンプラットフォームになっているHubSpotだからこそ、マーケターの負荷を減らして効率的な施策を行うことができるのです。

メリット4:顧客リストを用いた類似オーディエンスターゲティングの実現

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HubSpotで作成したコンタクトリストをMeta広告アカウントと連携することが可能です。(連携可能なリスト数はMarketingHubのエディションにより異なります)

通常のMeta広告ではコンバージョンしたユーザーの類似オーディエンスターゲティングが可能ですが、施策によってはユーザーの質が玉石混交となっている可能性もあります。
HubSpotで作成したコンタクトリストであれば、例えば顧客(受注)となったユーザーに絞ったコンタクトリストを作成することができますので、より商談や受注に近しいユーザーの類似オーディエンスを作成しMeta広告で類似オーディエンスとして配信が可能です。

HubSpotアカウントとMeta広告アカウントの連携方法

1.Meta広告アカウントを開設する

Metaのビジネスマネージャーを用いて広告アカウントを開設します。(すでに広告アカウントが準備できている場合には本ステップはスキップします)

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広告アカウントを準備するためには、広告アカウントの対象となるFacebookページやInstagramアカウントが必要になりますので、事前に準備を行います。

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左ナビ「広告アカウント」を選択し、右上の「+追加」から広告アカウントを作成して広告アカウントを準備します。
詳しいMeta広告アカウントの作成方法は公式のビジネスヘルプセンターをご参照ください。

2.HubSpotにログインし広告機能の画面に遷移する

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HubSpotにログインし、左ナビ「マーケティング」の中の「広告」画面に遷移します。
画面中央にある「広告アカウントをHubSpotに接続」ボタンをクリックします。

3.Meta広告アカウントと連携する

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連携したい広告ネットワークを選択します。
今回はMeta広告なので「Facebook」をクリックしますが、他にもGoogle広告、LinkedIn広告と連携が可能です。(Yahoo!広告やLINE広告、Tiktok広告など他媒体はこの画面では連携ができません)

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「Facebook広告にサインイン」をクリックします。すると、ポップアップでビジネスマネージャーとの連携確認画面が表示されますので、ログインをクリックします。

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すでにログインをしたことがある方は上記のような画面が表示されます。

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正常にログインが完了すると、上記のように広告アカウント一覧が表示されます。連携したい広告アカウントを選択し、左下の「アカウントを接続」をクリックします。
※ここで目的の広告アカウントが表示されない場合は、正しく広告アカウントへの接続権限が設定されていません。Metaビジネスマネージャーで、広告アカウントに設定される方ご自身に編集権限があるかどうかをご確認ください。

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正常に接続が完了すると、このように接続済の広告アカウントが表示されます。アカウントが正しいかを確認し、右下の「リードの同期」をクリックします。

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設定可能なFacebookページが一覧で表示されます。リードを同期したいFacebookページを選択し、右下の「ピクセルを追加」をクリックします。(この手順は後で設定することも可能です。その場合には「この手順を省略」をクリックします)
※目的のFacebookページが表示されない場合は、正しくFacebookページの接続権限が設定されていません。Metaビジネスマネージャーで、設定される方ご自身にアクセス権限があるかどうかをご確認ください。
※目的のFacebookページは表示されるが選択できない場合、正しくFacebookページでのリード管理権限が設定されていません。Metaビジネスマネージャーで、設定される方ご自身にリード管理権限があるかどうかをご確認ください。

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計測に用いたいピクセルを選択します。選択完了後、右下の「広告へ」をクリックします。
(この手順は後で設定することも可能です。その場合には「この手順を省略」をクリックします)

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上記のように広告画面に遷移し、アカウントが紐づけられていれば設定完了です。
Meta広告アカウント側で広告キャンペーンなどの設定や配信が開始されると、この画面でデータが見れるようになります。

よりHubSpotを用いてMeta広告の費用対効果をあげるために

HubSpotとMeta広告アカウントとの連携はこれで完了しましたが、ここからがスタートです。HubSpotをしっかり活用することで、さらに広告パフォーマンスを高めていくことができます。
ここではいくつかのTipsをご紹介します。

オーディエンスの同期

メリットでも述べましたが、HubSpotのコンタクトリストを用いた類似オーディエンスやリマーケティング(リターゲティング)配信が可能です。目的となるユーザーをHubSpotでコンタクトリスト化し、連携しましょう。

取引パイプラインの活用

HubSpotのSalesHubを用いて取引(商談)の進捗管理や受失注管理を行うことで、どの広告キャンペーンやクリエイティブが商談や受注に至ったのか?を分析が可能です。受注金額もしっかり管理することでHubSpot上でROIを算出することも可能です。
(SalesHubの無料プランからでも実施が可能です)

メールフォローアップの実施

広告でリードを獲得して終わり、では施策として不十分です。HubSpotのEメール機能やワークフロー機能などを用いてCRM施策を実施し、リードナーチャリングやリードクオリフィケーションを実施し、いわゆるデマンドジェネレーションをオートメーション化して推進していきましょう。

HubSpot×広告によるパフォーマンス向上を支援する「アドオプティ」

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私たちクリエイティブホープは、見込リードの開拓から育成、商談化に至るまでのデジタルマーケティング推進支援を行っているコンサルティング&テクノロジーカンパニーです。

特にHubSpotを用いた支援を得意としており、これまでも数多くの企業様のHubSpotを用いた広告パフォーマンス向上支援を行ってきました。
その初期設定の代行やマーケティング施策のシームレス化支援の内容をパッケージ化し、安価にクイックに導入いただけるようにしたのがソリューション「アドオプティ」です。
本記事で紹介したHubSpotとMeta広告の連携の他、広告パフォーマンスを向上させるために必要なその他の初期設定や、メールやランディングページ・フォームなどHubSpotでのマーケティングコンテンツ(アセット)の作成代行を行っています。

広告代理店にMeta広告の配信代行を依頼されている企業様は、貴社のマーケター代行として定例会への参加やレポートのチェック、HubSpotを絡めた改善施策の立案や実行、評価を支援することも可能です。

詳しくはアドオプティのサービスページをご覧ください。