
複数回にわたる会員サービス(教育・研修など)をコース単位で管理。受講履歴や進捗を可視化し、顧客ごとの提案・フォローを最適化。教育ビジネスやサブスク運営を効率化し、顧客体験を高めます。
① 機能説明
コースオブジェクトの活用とは
- 標準機能(コンタクトや会社など)の枠を超え、提供している講座、研修プログラム、資格カリキュラムなどを独自の「コースオブジェクト(カスタムオブジェクト)」としてHubSpot内に定義・構造化して管理する手法です。
- 顧客(受講生)ごとの受講コース、現在の学習進捗率、修了ステータス、受講期限などの詳細なデータを、1対多、またはN対N(多対多)のリレーションで柔軟に紐付けることができます。
- 学習や研修の履歴をCRM上で一元管理することで、教育ビジネスやサブスクリプション型サービスにおける顧客理解を深め、最適な次回提案やフォローアップを可能にします。
活用シーン
- 教育・研修サービスにおいて、受講生が現在どのコース(講座)を受講中で、どこまでカリキュラムが進んでいるかを営業や受講サポート部門間でリアルタイムに共有したいとき
- 特定のコースを修了した受講生に対して、次にステップアップとなる上位講座や関連コースの案内(クロスセル施策)を自動で展開したいとき
- 受講期限が近づいているにもかかわらず進捗率が低い受講生を自動で抽出し、学習を促すリマインドメールの配信やカスタマーサクセスによる個別フォローを実行したいとき
他ツールとの連携機能
- 外部の学習管理システム(LMS)やオンラインスクールプラットフォーム、会員管理システムとHubSpotのカスタムオブジェクトAPIを介して接続し、受講開始や進捗データを自動同期できます。
- Stripeなどの決済・請求管理ツールと連携させることで、コースの購入ステータスや継続課金の状況をHubSpotのコースオブジェクトへ正確にマッピングし、未決済時の受講一時停止などのステータス変更を自動化できます。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、コースオブジェクトの活用の効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
教育・研修ビジネスに最適化したコースデータモデリングおよびリレーション設計
貴社が提供している講座体系やカリキュラム構造、受講生サポートにおいて管理すべき重要KPIを詳細にヒアリングし、HubSpot内で扱うべき最適なデータ構造を定義します。標準機能だけでは表現できない「コース」独自のプロパティ(受講開始日、進捗率、修了日など)を抽出し、コンタクトや会社、取引などの標準オブジェクトとどのように関連付けるべきか、将来の講座拡張にも耐えうる洗練されたデータモデルを設計します。
外部学習システム等との自動データ連携およびシステム実装代行
設計したデータモデルに基づき、自社で運用しているLMSや外部の会員管理システムとHubSpotを安全に接続するためのシステム連携を技術的にサポートします。APIを活用したデータ同期ロジックを確実に実装し、受講生の進捗状況や修了ステータスの変動がタイムラグなしでHubSpotのコースオブジェクトへ自動反映される仕組みを構築することで、手作業による転記工数を完全に排除したクリーンなシステム環境を形にします。
受講データを活かしたCRM施策の構築と運用の全社定着化支援
統合された受講・進捗データを単に蓄積するだけでなく、実際のLTV向上や顧客エンゲージメント強化につなげるためのマーケティング・営業自動化施策への落とし込みを支援します。コース修了をトリガーとしたステップアップ講座の自動案内メール配信フローや、学習停滞者へのアラート通知ワークフローを構築するほか、現場のメンバーが新しいオブジェクトを使いこなせるよう専用マニュアルの作成や勉強会を通じて運用の定着化を伴走サポートします。
③ よくあるご質問
Q. コースオブジェクトを利用するために、HubSpot側で必要なライセンスプランは何ですか?
A. 独自のコース内容や受講状況をカスタムオブジェクトとして構築し、標準オブジェクトと柔軟に関連付けて活用する場合、基本的にはSalesHubのプロプランが必要となります。貴社の現在の契約プランや、管理したいデータ規模、自動化の要件に合わせて最適な構成をご提案します。
Q. 1人の受講生(コンタクト)が複数のコースを同時に受講している場合でも、個別に進捗を管理できますか?
A. はい、管理可能です。コンタクトレコードに対して複数のコースオブジェクトのレコードを「多対多(N対N)」または「1対多」の関係で紐付ける設計を行います。これにより、コースAは「進捗率80%(受講中)」、コースBは「修了済」といったように、講座ごとの詳細な学習ライフサイクルを1つの画面で明確に区別して一元管理できます。
Q. 外部のLMS(学習管理システム)を導入していないのですが、手動でコースの進捗を入力して運用することは可能ですか?
A. はい、可能です。現場の受講サポート担当者や講師の方が迷わずストレスなく入力できるよう、必要最小限の項目に絞り込んだ専用の入力インターフェースをHubSpot内に構築します。受講生からの連絡や課題提出のタイミングに合わせて、画面上でステータスや進捗率を簡単に更新・管理できる運用フローをご提案いたします。
Q. 過去にExcelや別のシステムで管理していた大量の受講履歴やコース契約データを、新しいオブジェクトへ移行させることは可能ですか?
A. はい、移行可能です。現在お使いの管理表や旧システムからデータをCSV形式等でエクスポートし、新しく構築したHubSpotのコースオブジェクトのデータ構造や関連付けのルールに合わせて正確にマッピングした上で一括インポートするデータ移行実務を弊社にて安全に代行いたします。