主に不動産の掲載情報をオブジェクト化してHubSpotで管理。N対Nでの情報管理により、物件の分析・レポーティングを実現。データマネジメントを容易にし、より高度なCRM施策に向けた意思決定が可能になります。
① 機能説明
掲載情報オブジェクトの活用
- 不動産業界における「物件情報」や「賃貸・売買の掲載データ」を、標準のオブジェクト(コンタクトや会社)とは別に、独自の「掲載情報オブジェクト(カスタムオブジェクト)」としてHubSpot内に定義・構造化して管理する手法です。
- 1人の顧客(コンタクト)が複数の物件に興味を持ち、同時に1つの物件に対して複数の顧客が検討するという、不動産特有の「N対N(多対多)」の複雑なデータリレーションをHubSpot上で完全に再現できます。
- 掲載している物件のステータス(公開中・申込あり・成約済など)や物件属性(エリア、間取り、価格など)をCRMに統合し、より高度なデータマネジメントとセグメント分析を可能にします。
活用シーン
- 自社の不動産ポータルサイトや社内の物件データベースに登録されている最新の掲載情報をHubSpotへ自動同期し、顧客の希望条件に合致する新着物件情報を自動で案内したいとき
- 特定の物件種別(例:ファミリー向けマンション、駅近オフィスなど)を閲覧・検討している顧客層を瞬時にセグメント化し、ターゲティング精度の高いステップメールを配信したいとき
- どのエリアや価格帯の掲載物件が、どの顧客セグメントから最も反響を得ているかを動的に可視化し、仕入れや掲載戦略に活かすための物件分析レポートを作成したいとき
他ツールとの連携機能
- 自社独自の不動産物件管理システム(基幹DB)や、外部の主要な不動産ポータルサイト(SUUMO、LIFULL HOME'Sなど)のデータソースとHubSpotのカスタムオブジェクトAPIを介して双方向でデータ連携を行えます。
- 基幹システム側の物件マスタが更新された際、iPaaSやカスタムAPI開発を用いることで、HubSpot側の掲載情報オブジェクトへリアルタイムにステータス変更や価格改定を自動同期・反映させることが可能です。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、掲載情報オブジェクトの活用の効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
不動産ビジネスに最適化したカスタムオブジェクトおよびリレーション設計
貴社が取扱う物件や掲載情報のデータ構造、および現在の営業・マーケティングプロセスを詳細にヒアリングし、HubSpot内で扱うべき最適なデータモデルを設計します。標準機能だけでは表現できない「物件」独自のプロパティを抽出し、顧客や商談データとスムーズに紐付けるための「N対N」のリレーション(関連付け)を緻密に定義することで、データの重複や不整合を防ぐ強固なデータベースの土台を構築します。
基幹システム等との自動データ連携およびシステム実装代行
設計したデータモデルに基づき、自社の物件データベースや外部システムとHubSpotを安全に接続するためのシステム連携の構築を技術的にサポートします。APIを活用したデータ同期ロジックを確実に実装し、物件情報や掲載ステータスの変動がタイムラグなしでHubSpotの掲載情報オブジェクトへ自動反映される仕組みを構築することで、手作業による転記工数を完全に排除したクリーンなシステム環境を形にします。
掲載データを活かしたCRM施策の構築と分析レポートの初期設計
統合された掲載情報を単に蓄積するだけでなく、売上最大化に直結するマーケティング・営業自動化施策への落とし込みを支援します。特定の物件条件をトリガーとした自動追客ワークフローの構築や、エリア別・価格帯別の反響率を動的に可視化するマネジメント向けの分析ダッシュボードを初期構築するとともに、现场のメンバーがシステムを使いこなせるようマニュアル作成や勉強会を通じて運用の定着化を伴走サポートします。
③ よくあるご質問
Q. 掲載情報オブジェクトをカスタムオブジェクトで利用するために、HubSpot側で必要なプランは何ですか?
A. 掲載情報などの独自のデータ構造をカスタムオブジェクトとして構築し、外部データと高度に連携・活用する場合、基本的には各種ProductのEnterpriseプラン、または該当のデータ拡張アドオンが必要となります。貴社の現在の契約プランや、管理したいデータ規模に合わせて、最適な構成をご提案いたします。
Q. 1つの物件に対して、複数の入居希望者(顧客)が問い合わせをしてきた場合、過去のやり取りを混同せずに管理できますか?
A. はい、管理可能です。HubSpotの掲載情報オブジェクトとコンタクト(顧客)の間で「多対多(N対N)」の関連付けを設定するため、オブジェクト内にそれぞれの顧客ごとの商談ステータスや活動履歴が独立して紐付きます。そのため、同一の物件であっても、誰とどのような交渉が進んでいるかを明確に区別して一元管理できます。
Q. 掲載情報のステータスが「成約済」になった際、その物件を検討中だった他の顧客に対して、自動で別の類似物件をおすすめするようなメールを送ることはできますか?
A. はい、可能です。掲載情報オブジェクトのステータス変更(例:『成約済』への移行)をワークフローのトリガー条件として設定し、自動で検討中顧客のリストを抽出して、条件の近い別の掲載物件を案内するステップメールを配信する自動化シナリオを柔軟に構築できます。
Q. 過去にExcelや別のシステムで管理していた大量の物件・掲載データの履歴を、新しいオブジェクトへ移行させることは可能ですか?
A. はい、移行可能です。現在お使いの管理表からデータをCSV等でエクスポートし、HubSpotに構築した掲載情報オブジェクトのデータ構造やリレーションに合わせて正確にマッピングした上で一括インポートするデータ移行実務を弊社にて代行いたします。