
HubSpotのカスタムオブジェクトを活用し、業種や用途に応じた柔軟なデータ連携を実現。組織固有の要件に対応できる拡張性あるCRM基盤を構築します。
① ご支援のポイント
カスタムオブジェクトを用いたデータ連携とは
- コンタクト、会社、取引などの標準オブジェクトの枠にとどまらず、自社の独自のビジネス要件(「契約」「製品」「受講履歴」「物件」など)に合わせた独自のデータ構造(カスタムオブジェクト)をHubSpot内に定義し、外部システムと連携する機能です。
- 各オブジェクト間に柔軟なリレーション(関連付け)を設定できるため、B2B/B2Cを問わず複雑なデータモデルをHubSpot上で完全に再現できます。
- 外部の基幹システムやデータベース、独自開発アプリから抽出された専門データをカスタムオブジェクトへマッピングし、マーケティングのセグメント配信や営業のワークフローに直接組み込むことが可能です。
活用シーン
- サブスクリプションビジネスや店舗運営において、基幹システムにある「定期契約情報」や「購入履歴」をHubSpotの顧客情報と自動連携し、契約終了前のリマインド配信やクロスセル施策を自動化したいとき
- 不動産業の「物件情報」、教育業の「講座・受講履歴」など、業界特有の複雑な管理データを外部データベースからHubSpotへ同期し、それぞれのデータ構造に紐づいた詳細なカスタムレポートを作成・分析したいとき
- 標準機能の「取引」オブジェクトだけでは管理しきれない、売上発生後の「納品ステータス」や「アフターサポート履歴」を外部の管理ツールから取り込んで一元管理したいとき
他ツールとの連携機能
- Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud(BigQuery)などのクラウドデータベース、社内の基幹システム(ERP/基幹DB)とHubSpotのWeb API(カスタムオブジェクトAPI)を介して双方向での高度なデータ統合を実現します。
- ZapierやMakeなどのiPaaS、または公式アプリマーケットプレイスの連携ツール(Salesforce連携など)を活用することで、外部システム側の特定カスタムオブジェクトとHubSpot側のカスタムオブジェクトをノーコード・ローコードでマッピング・同期できます。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、カスタムオブジェクトを用いたデータ連携の効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
独自ビジネスに最適化したデータモデリングとリレーション設計
貴社が現在保有している外部システムやデータベースの構造、およびHubSpot上で実現したいマーケティング・営業施策の要件を徹底的にヒアリングします。標準オブジェクトだけでは表現しきれない「契約」や「製品」といった組織特有のデータを構造化するため、オブジェクト間の関連付け(リレーション)やカスタムプロパティを緻密にマッピングし、将来的なデータ拡張にも耐えうる洗練されたデータモデルを設計します。
技術的なAPI連携の構築とシステム実装代行
設計したデータモデルに基づき、外部の基幹システムや各種クラウドデータベースとHubSpotを安全に接続するためのシステム連携を技術的にサポートします。HubSpotのオープンなAPIを活用したカスタム開発やiPaaSを用いた同期処理を確実に実装し、データの欠損や重複、同期遅延を起こすことなく、最新の外部データがリアルタイムでHubSpotのカスタムオブジェクトに反映され続ける堅牢なデータ連携環境を形にします。
カスタムオブジェクトを活用した業務自動化・レポート構築と定着化支援
外部システムから統合されたカスタムオブジェクトのデータを単に蓄積するだけでなく、実際の成果に繋げるためのアクションシナリオを構築します。特定の契約更新データをトリガーとした自動ステップメール配信、営業へのタスク割り当てワークフローを構築するほか、経営層向けのカスタムレポートを初期構築し、現場のメンバーが新しいデータ構造を使いこなせるようマニュアル作成や勉強会を通じて伴走支援します。
③ よくあるご質問
Q. カスタムオブジェクトの作成数や、保持できるデータ量に上限はありますか?
A. はい、作成できるカスタムオブジェクトの数やプロパティの数は、ご契約されているHubSpotのプランやアドオンの購入状況によって異なります。一般的にはEnterpriseプランで利用可能な機能ですが、貴社のデータ規模や要件に合わせて最適な設計とプラン選定からアドバイスいたします。
Q. カスタムオブジェクトに保存した外部のデータをトリガーにして、マーケティングの自動メール(ワークフロー)を配信することはできますか?
A. はい、可能です。カスタムオブジェクトに同期されたデータの変更(例:『契約ステータス』が『満了間近』になった、など)をトリガー条件として、自動で特定のターゲットリストを作成したり、パーソナライズされたEメールを自動配信したりするワークフローを柔軟に構築できます。
Q. すでにSalesforceなどの他社CRMでカスタムオブジェクトを使っているのですが、そのままHubSpotへ移行・連携できますか?
A. はい、移行・連携可能です。SalesforceのカスタムオブジェクトとHubSpotのカスタムオブジェクトを正確にマッピングするための標準連携機能、またはカスタムAPI設計を用いることで、既存のデータリレーションを崩すことなく安全にデータを同期・移行する実務を弊社にて代行いたします。
Q. カスタムオブジェクトを導入することで、現場の営業担当者の入力画面が複雑になり、使いにくくなりませんか?
A. カスタムオブジェクトのデータは外部システムから自動同期させる設計が主となるため、基本的には現場の手入力を増やすことなく情報を拡張できます。また、必要に応じて特定のチームにだけカスタムオブジェクトの画面を表示・非表示にするアクセス権限(パーテーション)も設定できるため、画面をシンプルに保ったまま安全に運用できます。