HubSpotのデータと他システムとのデータ連携を実現。部門ごとのデータ断絶を解消し、組織全体の効率化と顧客体験の質的向上を同時に実現します。
① 機能説明
データ連携とは
- HubSpotと外部のSFA、CRM、販売管理システム、会計ソフトなどのあらゆるビジネスツールを接続し、データをリアルタイムまたは定期的に自動同期できる機能です。
- 標準の「データ同期(Data Sync by HubSpot)」機能により、コードを書くことなくノーコードで直感的に双方向のデータマッピングやフィルタリングを設定できます。
- 手動でのファイルインポートや二重入力の手間を排除し、組織全体で常に一貫性のある最新の顧客・売上データにアクセスできる環境を構築します。
活用シーン
- 既存のSalesforceやSales CloudなどのSFAとHubSpotを連携させ、マーケティングが獲得したリード情報と営業の商談進捗データをリアルタイムに同期したい場合。
- 基幹システム(ERP)内の購買履歴や販売管理データをHubSpotへ取り込み、過去の購入金額や購入製品に応じた精度の高いパーソナライズメールを配信したい場合。
- 会計ソフトと決済情報を連動させ、入金ステータスの変更をトリガーにHubSpot側で顧客ステージを自動更新し、営業と経理の確認コストを削減したい場合。
他ツールとの連携機能
- Salesforce、Microsoft Dynamics 365、Zoho CRMなどの主要なCRM/SFAプラットフォームと双方向のネイティブ連携に対応しています。
- GoogleスプレッドシートやExcel、各種会計ソフト(QuickBooksなど)をはじめとする1,500以上のアプリと、HubSpot App Marketplaceを通じて簡単にデータ同期が可能です。
- APIやWebフックを活用することで、標準コネクターが存在しない自社開発の独自システムやレガシーな基幹システムとも柔軟にカスタムデータ連携を実装できます。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、データ連携の効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
業務プロセス分析とデータマッピング全体設計
貴社が現在利用しているシステム全体のデータ構造や業務フローを詳細にヒアリングし、どのデータをどの頻度でHubSpotと連携すべきかという全体最適なデータモデルを設計します。システム間の表記揺れや重複データの発生を防ぐためのクレンジングルールを策定し、顧客名や売上金額といった重要プロパティの整合性を保つための精緻なマッピング仕様書を作成します。
データ同期環境の構築およびカスタムAPI実装支援
構築した設計書に基づき、HubSpotの標準連携機能やデータ同期ツールを用いた初期設定と双方向同期の接続テストを代行します。標準機能だけでは対応できない複雑な条件分岐や独自システムとの接続が必要な場合でも、カスタムAPIの開発やWebフックの設定を包括的にサポートし、安全かつ堅牢な自動データ連携基盤を実装します。
部門間データ活用とクレンジング運用の定着化
連携されたデータをマーケティングや営業の現場が日々の業務で迷わず活用できるよう、統合ダッシュボードの構築やセグメントリストの作成を支援します。運用開始後も、データ同期のエラー監視やデータクレンジングの定期的なメンテナンス手順をレクチャーし、組織全体で常にクオリティの高い「信頼できる唯一の情報源(Single Source of Truth)」を維持できるよう伴走いたします。
③ よくあるご質問
Q. すでにSalesforceを使用していますが、HubSpotと連携するとデータはどのように同期されますか?
A. HubSpotとSalesforceの間には強力な標準コネクターが用意されており、設定を行うことで「双方向同期」が可能になります。Salesforce側で営業担当者が商談ステータスを更新するとリアルタイムでHubSpotに反映され、逆にHubSpot側でリードがWebフォームから資料請求を行うと自動的にSalesforceへ新しいリードや活動履歴として同期される環境を作ることができます。
Q. APIの知識がないのですが、外部システムとのデータ連携の設定は自分たちでも可能ですか?
A. HubSpot App Marketplaceで提供されている「Data Sync」対象のアプリであれば、画面上の指示に従って項目を選ぶだけでノーコードでデータ連携を設定可能です。ただし、データの競合時のルール設定や、自社特有のカスタム項目(プロパティ)が多数ある場合は整合性を保つための設計が必要となるため、弊社の専門エンジニアが初期設計からサポートいたします。
Q. 定期的なCSVファイルによる手動インポート業務を自動化することはできますか?
A. はい、可能です。HubSpotのデータ連携機能を活用して基幹システムや販売管理システムと直接接続環境を作ることで、これまで毎朝・毎月手動で行っていたCSVファイルのインポート・エクスポート作業を完全に自動化できます。これにより、作業の手間だけでなく、オペレーションミスによるデータの先祖返りや紛失リスクも排除できます。
Q. 連携ツール同士で同じ項目に異なるデータが入っていた場合、どちらのシステムが優先されますか?
A. データ連携の初期設定時に、どちらのシステムのデータを正(優先)とするかをプロパティごとに細かくルール指定することができます。例えば、「会社名はSalesforce側のデータを常に優先し、メールアドレスは最新の更新があったシステム側のデータで上書きする」といった柔軟な同期ルールの設計が可能です。