
プロジェクト単位で売上・原価・粗利・営業利益を管理できるインターフェースをHubSpotに構築。案件ごとの収支をリアルタイムに可視化し、経営判断を迅速化。営業現場と経理部門が同じ情報を共有でき、収益改善サイクルを強化します。
① ご支援のポイント
事業管理・PJ収支(売上・粗利・営利算出)のインターフェースとは
- HubSpotの商品項目を活用し、プロジェクト(PJ)ごとの売上、原価、粗利、営業利益を1つの画面で一元管理できる専用の入力・閲覧画面です。
- 商談成立後の案件の進捗に合わせて、外注費や人件費などの原価データをリアルタイムに入力・集計し、プロジェクト単位での正確な収支状況を動的に算出します。
- 営業の売上予測(パイプライン)と、発生した実際のコストをCRM上で直接紐づけることで、経営層やマネージャーが常に最新の利益率を把握できる環境を提供します。
活用シーン
- 案件ごとに外注費や仕入れ原価、社内リソースの人件費が発生し、受注前後の想定粗利・実質粗利を正確にリアルタイム管理したいとき
- プロジェクトの進行中にコストが膨らみ、当初の計画より利益率が悪化している案件(赤字転落リスクのある案件)を早期に検知・対策したいとき
- 営業担当者が受注した後のプロジェクト収支の進捗情報を、現場の営業、プロジェクトマネージャー、経理部門の間でズレなく共有・管理したいとき
他ツールとの連携機能
- 社内で利用している基幹会計システム、ERP、または購買・経費精算ツールとHubSpotのAPIを繋ぎ、発生した確定原価データを自動でHubSpotの各プロジェクトレコードへ同期・反映できます。
- 外部の工数・時間管理ツールやプロジェクト管理ツール(Asana、Jiraなど)からメンバーの稼働実績を取り込み、人件費としてプロジェクト原価に動的に自動換算・マッピングすることが可能です。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、事業管理・PJ収支(売上・粗利・営利算出)のインターフェースの効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
収支構造の可視化に向けたデータモデリングとプロパティ設計
貴社のビジネスモデルにおける売上、原価(仕入れ・外注費・人件費)、粗利、営業利益の算出ロジックを詳細にヒアリングし、HubSpot上で正確に表現するためのデータ構造を設計します。標準の取引オブジェクトだけでは管理が難しい複雑な原価項目を網羅するため、カスタムオブジェクトの定義や計算プロパティの数式ロジックを緻密に構築し、利益算出がシステム上で完全に自動化される基盤を整えます。
現場ファーストの収支入力インターフェースの実装代行
営業担当者やプロジェクトマネージャーが日々の業務の中で迷わずコストや売上の変動を入力できるよう、HubSpotの画面レイアウトを最適化します。プロジェクトのステータス進行に合わせて原価入力項目を動的に表示させる制御を実装し、現場の入力負荷を最小限に抑えながらデータの欠損を徹底的に排除します。これにより、二重入力の手間を省きつつ正確な収支データがCRMへリアルタイムに蓄積される環境を形にします。
経営判断を迅速化する収益分析ダッシュボードの構築と定着化支援
蓄積された収支データを基に、事業部別、プロジェクト別、担当者別の売上・粗利・営業利益率を動的に可視化するマネジメント向けダッシュボードを初期構築します。また、営業現場と経理部門がこのインターフェースを共通言語としてスムーズに運用できるよう、業務フローに沿ったマニュアルの作成や操作勉強会を実施し、組織全体での収益改善サイクルの定着化を伴走サポートします。
③ よくあるご質問
Q. 1つの取引(商談)に対して、外注費や経費などの原価が複数回に分けて発生する場合でも正確に合算・管理できますか?
A. はい、可能です。HubSpotのカスタムオブジェクトを活用して、1つの取引やプロジェクトに対して複数の「原価レコード」を1対多の関係で紐付ける設計を行います。これにより、発生するたびに追加される外注費や経費をシステムが自動で足し戻し、常に最新の総原価と粗利・営業利益をリアルタイムに自動計算させることができます。
Q. 社員の人件費(稼働工数)を原価として算入し、営業利益を算出することは可能ですか?
A. はい、対応しています。あらかじめ職種やメンバーごとの「人件費レート(単価)」をプロパティとして定義しておき、プロジェクトに投入された稼働時間や工数比率を掛け合わせることで、社内人件費を自動計算してプロジェクト原価に算入するロジックをHubSpot内に構築できます。
Q. このプロジェクト収支管理のインターフェースを実装するには、HubSpotのどのプランが必要ですか?
A. 高度な計算プロパティの利用や、独自の収支構造を表現するためのカスタムオブジェクト設計、チームごとの詳細な画面出し分け(パーテーション)を活用して専用インターフェースを構築する場合、基本的には各種ProductのEnterpriseプラン、またはProfessional以上のプランが必要となります。貴社の管理要件やデータ構造に合わせて、最適なプラン選定からアドバイスいたします。
Q. 経理システムや既存のExcel管理表からデータを移行・連携させてスタートすることはできますか?
A. はい、可能です。現在お使いのExcelや外部システムから過去のプロジェクト売上・原価データをCSV等でエクスポートし、HubSpotのオブジェクト構造に合わせて正確にマッピングした上で一括インポートするデータ移行実務を弊社にて代行します。また、APIを用いた定期的な自動データ同期環境の構築にも対応しています。