HubSpotを既存の認証基盤と統合し、シングルサインオンを実現。管理者は権限設定や利用状況を一元管理でき、セキュリティ強化と利便性向上を同時に達成します。
① 機能説明
SSOとは
- HubSpotのアカウントへのログインを、企業の既存の認証基盤(IDプロバイダー)と統合し、一度の認証で安全にログインできるようにするシングルサインオン機能です。
- ユーザーが個別に複雑なパスワードを管理・記憶する手間を省き、ログインプロセスの利便性を大幅に向上させます。
- SAML 2.0などの標準規格に対応しており、社内のセキュリティポリシーに準拠した厳格なアクセス制御をHubSpotにも一元的に適用できます。
活用シーン
- 社員が入社・退社・異動した際、社内のID管理システム側を変更するだけで、HubSpotへのアクセス権限も連動して自動で制御・遮断したいとき
- パスワードの使い回しや漏洩による不正アクセスのリスクを排除し、二要素認証(2FA)などを含む会社の統合セキュリティ基準をHubSpotにも強制したいとき
- 複数の社内システムやクラウドサービスを並行して利用しており、従業員がログインし直す手間の削減やパスワード忘れの問い合わせを減らしたいとき
他ツールとの連携機能
- Azure Active Directory(Microsoft Entra ID)、Okta、Google Workspace、OneLoginなど、主要なアイデンティティプロバイダー(IdP)とシームレスに連携できます。
- 自動ユーザープロビジョニング機能(SCIM連携)をサポートしているIdPと組み合わせることで、外部システム側でのユーザー追加・削除やチーム割り当てをHubSpot側へリアルタイムに同期・反映することが可能です。
② 支援概要
クリエイティブホープでは、SSOの効果を最大化し、マーケティングや営業活動をスムーズに行うための導入・活用支援を行います。
認証基盤との連携要件定義および事前設計
貴社が現在運用しているIDプロバイダーの環境やセキュリティポリシーをヒアリングし、HubSpotとの統合に必要な設定要件をクリアにします。ユーザーマッピングのルールや、SSO導入時における既存ユーザーへの影響度を最小限に抑えるための移行ステップを事前に綿密に設計します。
SSO接続設定とプロビジョニングの技術支援
SAML設定の構築から認証テスト、必要に応じたSCIMによる自動ユーザープロビジョニングの同期設定まで、確実な接続を技術的にサポートします。社内メンバーが混乱なく移行できるよう、SSOの有効化タイミングの調整や、管理者向けの設定手順のレクチャーを並行して実施します。
ガバナンス維持のための運用フロー構築とセキュリティ監査
SSO導入後のアカウント運用フェーズを見据え、権限管理のルールやトラブルシューティングの流れを定義した運用ガイドラインを策定します。定期的なアクセスログの監査方法や、例外的なアカウント運用の制限基準を設けることで、中長期にわたって安全かつ統制されたデータベース利用環境の維持を伴走支援します。
③ よくあるご質問
Q. SSOを有効にすると、すべてのユーザーが従来のパスワードでログインできなくなりますか?
A. 管理者の設定により、SSOによるログインを必須にすることも、従来のHubSpotパスワードによるログインを併用できるようにすることも可能です。一般社員にはSSOを強制しつつ、外部のパートナー企業や代理店などのアカウントには例外的にパスワードログインを許可するといった柔軟な運用が選択できます。
Q. SSO機能を利用するために必要なHubSpotのライセンスプランは何ですか?
A. SAML 2.0を利用したシングルサインオン(SSO)機能は、主に各ProductのEnterpriseプランで提供されています。貴社の現在の契約状況や、対象となるユーザー数に合わせて最適な導入プランをご提案します。
Q. IDプロバイダー側でユーザーを削除した場合、HubSpot上のデータや担当者設定はどうなりますか?
A. SCIMによる自動プロビジョニングを連携している場合、IDプロバイダー側でユーザーを削除すると、HubSpot上の該当ユーザーのアカウントも自動的に停止(非アクティブ化)されます。ただし、そのユーザーが過去に作成したデータや、担当していたコンタクト・取引などの紐づきはそのまま保持されるため、後から別の担当者へ安全に一括移行できます。