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HubSpotフォームの依存フィールドロジック設計入門 ―「いずれか含む」と「すべて含む」を正しく使い分ける方法-

HubSpotフォームの依存フィールドロジック設計入門 ―「いずれか含む」と「すべて含む」を正しく使い分ける方法-

 

HubSpotのフォームやリスト、ワークフローを設計する際、頻繁に登場するのが「条件ロジック」です。

その中でも特に多くの方がつまずきやすいのが、「いずれかを含む(OR)」と「すべてを含む(AND)」の使い分けです。一見シンプルに見えるこの違いですが、理解が曖昧なまま設計を進めてしまうと、意図しないデータ取得やセグメントのズレにつながります。

本記事では、HubSpot運用における実務観点から、この2つのロジックの違いと使い分け方を解説します。

「いずれか含む(OR)」と「すべて含む(AND)」の違い

まずは基本的な考え方を整理します。

「いずれか含む(OR)」は、複数条件のうち1つでも当てはまればOKというロジックです。一方で「すべて含む(AND)」は、指定したすべての条件を満たす必要があるロジックです。

屏幕截图 2026-03-24 114639

 たとえば、「興味関心」というチェックボックス項目で、 

  • A:マーケティング
  • B:営業
  • C:カスタマーサポート

という選択肢があった場合、

「いずれか含む(マーケティング OR 営業)」
→ どちらか一方でも選択されていれば対象になります。
屏幕截图 2026-03-24 115006

「すべて含む(マーケティング AND 営業)」
→ 両方が選択されている場合のみ対象になります。
屏幕截图 2026-03-24 115043
この違いはシンプルですが、実務では意図せず条件が広がりすぎる/狭くなりすぎる原因になります。

ロジック設計における使い分けの考え方

ロジック設計において重要なのは、「何を取得したいのか」ではなく、
「取得したデータをどう使うのか」から逆算することです。

OR(いずれか含む)を使うべきケース

OR条件は、対象を広く拾いたいときに適しています。

たとえば、

  • 特定テーマに関心があるユーザーを広く抽出したい
  • メール配信対象を最大化したい
  • 初期セグメントとしてざっくり分類したい

といったケースです。ただし、ORを多用すると、セグメントの粒度が粗くなり、後続施策(メール・営業アプローチ)の精度が下がる可能性があります

AND(すべて含む)を使うべきケース

AND条件は、対象を絞り込みたいときに有効です。

たとえば、

  • 特定領域に強い関心を持つリードを抽出したい
  • 商談確度の高いユーザーを見極めたい
  • スコアリングや優先度付けを行いたい

といったケースです。ただし、条件を厳しくしすぎると対象数が極端に減り、施策自体が成立しなくなるリスクもあります。

よくある失敗パターン

実務でよく見られるのが、「なんとなくORを使ってしまう」ケースです。

たとえば、チェックボックスで複数選択できる項目に対して、すべてOR条件でリストを作成すると、本来分けるべきセグメントが混ざってしまいます。

また逆に、AND条件を過剰に使うことで、「ほとんど誰も該当しないリスト」ができてしまうこともあります。
重要なのは、ロジック単体ではなく、その後の活用シナリオまで含めて設計することです。

HubSpotフォームの依存フィールドでよくある失敗

HubSpotフォームの選択項目で「その他」を選んでいただき、その他が選ばれた時に自由入力欄を設ける場合があります。
屏幕截图 2026-03-24 120008

その際に、「その他」選択項目と、他の選択項目が同時に選択された際に入力欄がでない、ということが往々にして起こりえます。

例:
・選択肢A
・選択肢B
・選択肢C
・その他

屏幕截图 2026-03-24 120037
→その他のみを選択した場合には自由入力欄が表示されるが、
屏幕截图 2026-03-24 120331選択肢Aとその他の2つが選択された場合、表示されない。 
屏幕截图 2026-03-24 120347

CRHが推奨する設計アプローチ 

CRHでは、フォームやリスト設計において、以下の流れでロジックを整理します。

まず、どのような施策(メール配信・営業アプローチ・スコアリング)に使うのかを明確にします。
次に、その施策に必要なセグメントの粒度を定義します。そのうえで、ORとANDを組み合わせて条件を設計します。

つまり、ロジックは「機能として選ぶもの」ではなく、施策実行のための設計要素として扱うという考え方です。

まとめ

「いずれか含む(OR)」と「すべて含む(AND)」は、HubSpot運用における基本的なロジックでありながら、成果に大きく影響する重要な要素です。

ORは広く拾うための条件。
ANDは絞り込むための条件。

このシンプルな違いを正しく理解し、活用シーンに応じて使い分けることが、データ活用の精度を高める第一歩になります。

HubSpotのフォーム設計は、単なる入力項目の設計ではなく、その後のマーケティング・営業活動を左右する基盤設計です。

ロジックを意識した設計を行うことで、より効果的なデータ活用が可能になります。

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