基幹システムとHubSpotを連携し、商談データを活用した高度マーケティングを実現
導入企業:不動産業のお客様
導入前の課題
商談後のデータ欠落による高度マーケティング施策とレポーティングの限界
不動産業のお客様は、HubSpotを導入していましたが、データの一貫性と活用範囲に大きな課題を抱えていました。
- データの分断: HubSpotには商談前のリードデータしか存在せず、商談中のステータスや商談結果といった重要なデータが独自の基幹システムに留まっていました。
- 高度な施策の限界: 商談後のデータが不足しているため、高度なナーチャリング施策(例:失注理由に基づく再アプローチ)や、受注をKPIとしたマーケティング施策の実行ができませんでした。
- レポーティングの不十分さ: マーケティング活動が最終的な受注にどの程度貢献したかを可視化できず、マーケティング部門の貢献度を正確に評価できない状態でした。
導入ソリューション
基幹システムとの定期パッチ連携による商談・受注データのHubSpotへの送信
株式会社クリエイティブホープは、HubSpotを営業・マーケティング活動の中核とするため、独自の基幹システムとHubSpotのデータ連携をご提案し、実装を支援しました。
この提案は、商談後のデータをHubSpotに統合し、マーケティング施策の貢献度を可視化することを目的としました。
具体的な支援内容:
- 基幹システム連携の設計: 基幹システムとHubSpot間で、必要なデータ(商談ステータス、受注結果など)を送受信するためのアプリ開発とデータ連携設計を行いました。
- 定期的なデータパッチ送信: 定期パッチを用いることで、基幹システムで更新された商談中ステータスや顧客化ステータスを、HubSpotに自動でデータ送信し、常に最新の顧客ステータスが反映されるようにしました。
- データ設計の最適化: HubSpot側で、商談後のデータを受け入れるためのプロパティやカスタムオブジェクトの設計を見直し、レポーティングに適した環境を整備しました。
導入効果
施策貢献度の可視化と顧客ステータスレポートの実現
基幹システムとのデータ連携を実現した結果、HubSpotのデータがリッチ化され、マーケティング部門の活動が飛躍的に向上しました。
- 顧客ステータスレポートの実現: 商談後のデータもHubSpotに入るようになったことで、HubSpotのレポーティング機能を用いて、現在の顧客ステータス系レポートを正確に出力できるようになりました。
- 施策貢献度の可視化: 顧客ステータス(受注結果)をマーケティング部門にデータで返すことができるようになったため、どの施策がどの程度の受注に貢献したのかを可視化することができ、施策評価の精度が向上しました。
- 高度マーケティング施策の実現: 受注データに基づき、既存顧客や失注顧客に対する適切なフォローアップ施策など、高度なマーケティング活動の展開が可能になりました。
HubSpotの導入・活用支援ならクリエイティブホープ
SolutionPartner
プラチナパートナー
プラチナパートナー
HubSpotのプラチナパートナーとして多くの実績があります。HubSpot CRMの実装・移行、営業とマーケティングの連携、カスタマー サクセス トレーニング、ナレッジベース・ヘルプデスクの実装・カスタムAPI連携など多数の実績がございます。
HubSpot資格取得
所有メンバー多数
所有メンバー多数
導入や運用は30名を超えるHubSpotの有資格社員の中から、ご要望やプロジェクトに合わせて適切なメンバーをアサイン。豊富な知識や経験に対してこれまでHubSpot社から「Customer First in Japan 2021」の表彰やコミュニティでの活動を表彰されています。
システム連携・開発
複雑な案件支援
複雑な案件支援
社内にはエンジニアがおり、HubSpotと他システムとの連携やUI改善開発など、よりHubSpotを活用できる環境構築を支援できます。HubSpotのUIエクステンションやAPI活用だけでなく、他システムの連携を多数ご支援実績がございます。




