反応から導く顧客タイプ。IT・SaaS企業におけるデータドリブンでの受注率改善
導入企業:IT・SaaS業界のお客様
導入前の課題
一律的な商談対応による受注率の伸び悩み
IT・SaaSを提供する企業様では、商談に進んだ見込み客に対し、画一的で一律的な対応を行っており、その結果、受注率の改善が停滞しているという課題を抱えていました。
- 顧客理解の不足: 見込み客がどのような背景やニーズを持っているか(ペルソナ)を客観的に把握できておらず、商談が担当者の経験則に頼りがちでした。
- 商談対応の非最適化: 顧客の興味関心や検討度に合わせた最適な資料やトークを用意できず、顧客の心に響かない非効率な商談となっていました。
- データ活用の不足: マーケティング部門が豊富に用意しているコンテンツへの反応データが、営業部門の商談準備に十分に活用されていませんでした。
導入ソリューション
コンテンツ反応を基にした「ペルソナ4象限スコアリング」の実施
株式会社クリエイティブホープは、この課題を解決するため、「どのコンテンツに反応したか?」という行動データを活用し、顧客のペルソナを客観的に分類するスコアリングをご提案・実装しました。
この提案は、商談になったユーザーをデータドリブンで深く理解し、営業対応を顧客タイプ別に最適化することを目的としました。
具体的な支援内容:
- ペルソナ分類の設計: 顧客が反応するコンテンツの内容を分析し、「〇〇志向」「△△重視」といった軸で顧客ペルソナを4象限に分類するロジックを設計しました。
- スコアリングの実装: 顧客がWeb上で特定のコンテンツに反応するたびにスコアを積み上げ、「どの象限に当てはまるか」を自動で判別するためのスコアリングをHubSpot上に実装しました。
- 営業連携の仕組み構築: スコアリング結果(ペルソナ象限)をHubSpot上で営業部門に明確に通知する仕組みを構築し、マーケティングが取得したデータを営業活動に活用できるようにしました。
導入効果
商談対応の最適化が実現し、受注率改善に向けた動きが加速
ペルソナスコアリングの導入により、商談前の顧客理解が深まり、営業部門の活動が大きく変革しました。
- 商談対応の最適化: 顧客がどのペルソナ象限に当てはまるかに応じて、用意する資料、デモの内容、アポイント時のトーク、商談時の訴求ポイントを意図的に変えることが可能になりました。
- 受注率改善への貢献: 顧客タイプに合わせた最適なコミュニケーションを取ることで、商談の質が向上し、受注率改善に向けた取り組みが本格的に加速しています。
- マーケティングと営業の連携強化: マーケティング部門が取得・分類した「顧客タイプ」というデータが、営業部門の具体的なアクションに直結するようになったことで、部門間の連携がかつてなく強化されました。
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