役割に合わせたレポート設計。HubSpotで営業現場とマネジメントをつなぐ
導入企業:コンサルティング・サービス業のお客様
導入前の課題
役割無視の共通ダッシュボードが招く現場の混乱
コンサルティング業の企業様では、SFA(Sales Force Automation)を導入されていましたが、レポート機能の運用に大きな課題を抱えていました。
- 分析目的の混在: 営業の責任者(マネージャー)と現場担当者(プレイヤー)が同じダッシュボードを利用しており、分析の目的に応じた使い分けができていませんでした。
- 現場での定着化の困難: 現場担当者にとって不要なマネジメント指標が並ぶことで、「自分事」としてレポートを確認する業務の定着化がしづらい状態でした。
- 会議の非効率化: 目的が混在したレポートを基に会議が進行するため、議論が拡散し、報告や分析にかかる時間が長くなっていました。
導入ソリューション
役割に応じたダッシュボード構築によるSFAレポートの最適化
株式会社クリエイティブホープは、HubSpotのダッシュボード機能を活用し、役割に応じた情報提供を行うことで、営業部門全体の業務効率化を図る提案を行いました。
この提案は、マネジメント層の「意思決定」と、現場担当者の「行動変容」という、それぞれの目的に特化したレポート環境を構築することを目的としました。
具体的な支援内容:
- 必要なレポートの精査: 営業マネージャーと現場担当者、それぞれの役割にとって必要なレポートと指標について詳細な精査を実施しました。
- 役割別ダッシュボードの構築: 精査に基づき、営業マネージャー向けの戦略的なダッシュボードと、現場担当者向けの日々の行動管理に特化したダッシュボードをそれぞれ構築・実装しました。
- データ管理統一への支援: 細かい分析のためにスプレッドシートを併用している現状に対し、HubSpotでの管理統一に向けた次期プロジェクトの立案と進捗を支援しました。
導入効果
レポート確認業務の定着化と会議効率化を実現
分析目的に応じたダッシュボードの使い分けが可能になった結果、現場でのレポート確認業務が定着し、マネジメントと現場の連携がスムーズになりました。
- レポート確認業務の定着化: 現場担当者向けのダッシュボードが自身の業務改善に直結する指標に絞り込まれたことで、レポート確認業務が遂行されやすくなり、現場でのSFA活用が定着しました。
- 会議の効率化: 営業マネージャーと現場担当者が、それぞれの分析目的に合ったレポートを参照しながら議論できるようになり、会議の効率化が実現しました。報告・分析にかかる時間が削減され、本質的な議論に注力できるようになりました。
- 分析力の向上: 役割に応じて必要なデータが体系化されたことで、マネジメント層はより深く、迅速な分析を行うことが可能になり、営業戦略の立案が強化されました。
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プラチナパートナー
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HubSpotのプラチナパートナーとして多くの実績があります。HubSpot CRMの実装・移行、営業とマーケティングの連携、カスタマー サクセス トレーニング、ナレッジベース・ヘルプデスクの実装・カスタムAPI連携など多数の実績がございます。
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複雑な案件支援
複雑な案件支援
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