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【導入事例】インフルエンサー活用で見えた!広告予算そのままで口座開設率120%達成のリファラル戦略

ファンズ株式会社は、企業に間接的に資金を貸出し、利息で資産を増やす資産運用サービスです。株式投資などに比べて市場の影響を受けにくく元本割れしづらいので安定した運用が可能です。
今回はクリエイティブディレクター永田様とインフルエンサーマーケティングのご担当者、池田様へインタビューいたしました。

【会社名】ファンズ株式会社
【サービスページ】 https://funds.jp/
【インタビューご協力】マーケティング部 永田様、池田様

目次

  1. リファラルマーケティング導入の背景
  2. invy導入の背景
    invyを選んだ理由
    リファラルキャンペーンでのこだわり
    invy導入後の効果
    リファラルの成果確認方法
  3. invy活用とリファラルマーケティングの活用方針


コストパフォーマンスに優れたリファラルマーケティングの可能性
━ 紹介で築く信頼の輪 ━

リファラルマーケティングの導入を検討された背景について教えていただけますか?

ファンズ株式会社 永田様:

ファンズの資産運用サービスは、Webサイトだけではその魅力が伝わりづらく、実際に利用している方からの説明があると魅力がより伝わりやすいと考えています。
弊社では、いくつかのチャネルを活用して新規顧客を獲得しています。
具体的には、オーガニック流入、広告、アフィリエイト、インフルエンサーとの提携、さらに金融機関からの流入があります。
それぞれ特徴があり、特にインフルエンサーを通じた紹介により発生した顧客は、口座開設から投資への転換率が高い傾向があるとわかっていました。インフルエンサーとファン/視聴者との関係性が強く、インフルエンサーへの信頼度が高いためです。

しかし、インフルエンサー活用は高コストな面に課題があります。そこで、既存顧客による友人や知人への紹介が、自然で信頼性の高い顧客獲得手段になると考え、リファラルマーケティングを導入しました。顧客の持つ信頼関係を活用することで、新規顧客にも安心して当社サービスを利用していただけるのではと期待したのがきっかけです。

 

 

ファンズロゴ

 

 

 

 

invy導入の背景
━ リファラルツール選定の決め手はカスタマイズ性と事例の豊富さ━

リファラルマーケティングを実施するにあたり、invyを選ばれた理由を教えていただけますか?

ファンズ株式会社 永田様:

自社でリファラルシステムを開発するのはリソース面で難しく、効率的な運用も課題になると判断したため、外部のサービスを利用することにしました。
まず「リファラルマーケティングツール」を検索していくつかのサービスを比較し、サービスサイトの設計や事例、導入企業のレベル感なども精査しました。
その結果、invyはカスタマイズ可能なオプションが豊富ということ、過去の運用経験が反映された柔軟な機能も魅力的に感じました。また事例が豊富で、当社のニーズに最もマッチしていると感じました。

キャンペーン設計で、こだわりポイントがあれば教えていただけますか?

ファンズ株式会社 永田様:
私たちのこだわりは、情報をなるべくシンプルに伝えることです。言いたいことはたくさんあるのですが、ポイントを絞り込むことで、新規顧客の理解ハードルを上げすぎないようにしています。これにより、情報が分かりやすく伝わるよう配慮しています。

また、invyからの提案で紹介者ページで紹介者がおすすめポイントを選択して被紹介者へ「ここが推しポイントです」と伝えられる機能を採用しました。知り合いからの紹介という信頼性を活かしたUXが整っており、リファラルマーケティングの効果をさらに高められていると感じています。

invy導入後の効果について教えてください。

ファンズ株式会社 永田様:

invyを導入したことで、マーケットコストを変えずに口座開設獲得数が約120%増加しました。広告予算を増やすことなくこの成果を上げられたのは大きなメリットです。また、invy経由の紹介は従来のインフルエンサー経由と同様に信頼性が高く、新規顧客の口座開設に繋がりやすいことが確認できました。
ただし、紹介経由の顧客については、投資転換率がインフルエンサー経由と比べると半分程度に留まる傾向があり、登録後すぐに利用するには至らないケースも見られます。既存顧客の勧めで登録していただいたものの、当社の資産運用サービスの特徴上、理解が深まるまでに時間がかかっているのが原因かと考えています。そのため、今後はこの点を改善する施策を検討しています。

成果確認をどのように運用しているか教えてください。

ファンズ株式会社 永田様:

社内では、自社で作成したダッシュボードを使い、ファンズ全体の投資転換状況やキャンペーン成果を可視化しています。これにより、獲得ルートごとに成果を比較し、課題を見極めることができています。また、invyのCS担当者とも定期的に議論し、施策の振り返りを行いながらPDCAを回し、次の改善案を策定しています。
invyのサポートは会員登録までの段階にとどまりますが、その後の投資転換率についても気にかけていただいているため、状況を理解してもらえる安心感があり、相談しやすい環境です。

 

 

invy活用で見えた課題と解決への道
━ 投資意欲を引き出す特典戦略 ━

今後の展望についても教えていただけますか?

ファンズ株式会社 永田様:

invy導入後の効果には満足していますが、いくつか課題も見えています。
例えば、紹介された新規顧客の中にはサービスの特徴を十分理解せずに登録する方もおり、その結果、投資に至るまでに時間がかかるケースがあります。現在は、特典としてAmazonギフトカードを付与していますが、これだと口座開設後に「投資してみよう」というアクションまでつながりにくいと感じています。そのため、「投資資金として利用できる特典」に変更し、口座開設から実際の投資に進みやすい仕組みを検討しています。このアプローチにより、投資への心理的ハードルを下げ、実際の利用体験を促進したいと考えています。
invyを通じて既存顧客の理解を深め、紹介者向けインセンティブの仕組みや新規顧客へのより細かなフォローアップの強化も今後の課題です。

 

編集後記

今回のインタビューにご協力いただいたファンズ株式会社様には、貴重なご意見やご経験を共有いただき、心より感謝申し上げます。invy導入にご満足いただけていることを、メンバー一同大変嬉しく感じております。

今後も、ファンズ株式会社様の紹介プログラムの強化に向けて、より一層お役に立てるようinvyの支援体制を充実させてまいります。


トピック: invy事例紹介

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