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リファラルマーケティングとは|リファラルマーケティングを強化すべき16のポイント

リファラル(referral)とは、英語の語源から言うと紹介や推薦など、人を介して物事が広まることを指します。

リファラルの概念自体は古くからあるものですよね。

これまでも、バイラルマーケテイング・口コミマーケティング・インフルエンサーマーケティングなど人から人への口コミを使ったマーケティング施策が考えられてきていますが、「デジタル」を通じた「紹介」はどのようにするのかがより効果的か、そのコミュニケーションの特性を踏まえたマーケティング手法として、リファラルマーケティングという概念が確立しつつあります。

Young woman in training class sending text message

Webやモバイルビジネスにおいて、このリファラルマーケティングの効果に目を向け始めたのはここ数年のことです。デジタルサービスを運営した経験がある方は、アナリティクス経由で必ず一定数存在するreferralの数値に必ず目が行くと思います。

今回の記事では「なぜ「リファラル」をビジネスに活用するべきなのか?」その理由を考えていきたいと思います。
これからリファラルマーケティングやお友達紹介キャンペーン、リファラル採用、紹介営業を取り入れたいと考えている方は必見です。

この記事でわかること

 

1.リファラルマーケティングとは?(Referral marketing)


リファラルマーケティングは、人を介したサービスや商品「紹介」に着目したマーケティングのことを指します。

近年、インターネットやSNSが進化したことによって口コミの拡散が起こりやすくなったことが起因しています。そのため、今接点があるユーザとの関係をもとにオンラインを通じた紹介に力を入れる企業が増えています。

例えば、人気のモバイルアプリやゲームアプリには必ず友人を紹介するプログラムが用意されています。
このプログラムでは、サービスを利用したユーザに対して、そのロイヤルティをより高める特典を用意しつつ、リファラルを誘導するコミュニケーションが組み込まれています。

カスタマージャーニーにおいて顧客が満足を感じ始めているタイミングでのリファラル(紹介)プログラムの認知があり、プログラムへの参加によってより良いサービスの享受ができるオファーが行われ、それによってリファラル(紹介)による認知拡大が発生します。

既存のユーザから紹介されたユーザは、同じような興味傾向をもつユーザである(が選ばれる)可能性が高く、またサービスに満足してもらうことによって更なる友人紹介・継続利用率が高くなる、そういった一粒で二度(以上)おいしい×芋づる式の効果が見込めるためです。

例えば、SNSを利用して社員を採用するリファラル採用を行ったり、リファラル営業で見込顧客を探したりするケースは、業界を問わず増えている活用事例になります。

口コミを利用しているマーケティング手法はこれまでも様々あります。その違いを解説してみましょう。

 

1.1 バズマーケティング

バズマーケティングのバズは、「蜂がブンブンと飛ぶ回る様子」を表わす英単語で、特定の人が触れ回ることで口から口へと伝えていくマーケティング手法です。いわゆる「バズる」の語源です。従来の口コミマーケティング手法と異なる点として、特定のセグメントやターゲットを対象として、口コミマーケティングを実施することといわれています。

例えば、皇居ランナーや特定クラブのサポーターなど細分化されたグループを対象として行われます。そして、グループに影響力をもつ情報発信者と情報伝達者を選び、サンプリングやキャンペーンを実施します。

情報伝達者には、よくしゃべる流行に敏感なアーリーアダプターを選び、話題性のあるイベントを開催したりと、噂したくなる仕掛けを用意して、口コミ拡散を狙うマーケティング手法です。

 

1.2 バイラルマーケティング

バイラルマーケティングの「バイラル」とは、人から人へと倍々にウィルスが広がるのを模したもので、「ウィルス性の」という意味の「viral」からきています。つまり、バイラルマーケティングとは、商品やサービスを利用したユーザからその友人や同僚に紹介を促すプロモーション手法です。話題が広まりやすいインターネットの特徴を活かした手法といえます。バイラルマーケティングは、バズマーケティングと同じ意味で使われことが多いようです。

最近では、難病のALSの研究と患者を支援する目的で行われた「アイス・バケツ・チャレンジのキャンペーンが有名です。同チャレンジは、ビル・ゲイツやスティーブン・スピルバーグなど多くの有名人が参加したこともあり、2014年に社会現象となりました。アメリカALS協会は、同チャレンジにより、1億1千5百万ドルもの寄付がたった8週間で集まったと発表しました。

しかし、すぐにブームは落ち着き、まったくと言ってよいほど話題にならなくなりました。当時はいろいろと、物議をかもした同チャレンジですが、多くの人がALSについて理解を深め、多額の寄付金が集まったのは事実です。シンプルな企画でより多くの人に共感をよび、インフルエンサーへの影響も相まって指数関数的に拡張したマーケティング事例でした。

 

1.3 インフルエンサーマーケティング

SNSで非常に多くのフォロワーを持ち、発信力を持つ人のことをインフルエンサーと呼びます。そのインフルエンサーからのフォロワーへ訴求を利用したマーケティング手法です。インフルエンサーとそのフォロワーの間には、共通の価値観や趣味、クオリアなど思考の中でのつながりがあるため、インフルエンサーからの情報がフォロワーへ伝わりやすく拡散しやすいです。しかし、インフルエンサーの発言の裏側に商業的な関係性が見え透く場合、意図を持った情報が訴求できず、逆効果を生む可能性があります。

「インフルエンサー」の対象としてよく芸能人や有名人を活用するケースが多いですが、重要なのはSNSのフォロワー数です。フォロワーが少ない状態ではインフルエンス効果は見込めません。ある程度「有名」であることに、加えて人間的な魅力が条件であるといえるでしょう。

インフルエンサーマーケティングにおいては、フォロワーの「数」に重きを置いてマーケティングをされるケースが多いです。

 

1.4 コミュニティマーケティング

コミュニティマーケティングは、企業とユーザグループと一体となり商品やサービスを改善していくなどコミュニティを積極的に活用するマーケティング手法です。提供するサービスや商品の魅力があれば、自然発生的にファンなどのコミュニティが発生します。そこに目をつけ、自然発生したユーザコミュニティ対して、企業が特別な支援をしたり(サポーター団体など)、企業が主体となってユーザ参加を促し、コミュニティを作るなどの方法を実施します。共通の興味・関心を持つグループをつくることで、商品・サービスブランドへの愛着を持っている消費者同士が結びつけ、場や仕組みづくりを行うことで関係値を強固にします。

B2Bでいうと共通の課題・イシューを持つ人々を集めることで、セミナーや研究会、交流会、コンソーシアムなどグループを立ち上げることで関係性を育んでいくものがこれにあたります。

コミュニティマーケティングのポイントは、同じ興味・思考を持つユーザが集まることでロイヤリティを高められることです。大好きなブランドや商品について、同じ興味・熱量を持つファン同士で語り合えば、話が盛り上がりますし、これまで以上にそのブランドや商品が好きになり、今後も利用し続けてくれるでしょう。さらには、コミュニティに属するファンが、周囲の友人にサービスの素晴らしさを伝えることで、新しい顧客となる機会を生み出すことが期待できます。

 

1.5 アンバサダーマーケティング

アンバサダーマーケティングは、熱烈ファンに自社サービスやブランドを世の中に広げる役割を担ってもらうマーケティング手法です。「アンバサダー」は一般的に「大使」と翻訳され、自社ブランドと顧客の間に立って対話をする立場になります。ブランドに対する愛情や熱量を持つからこそ、企業とのつながりの中で更なる改善や商品開発などフィードバックを行ない、また、第三者への「代弁者・証言者・守護者」としてより行動を生みます。ファン・コミュニティの中でもより熱量が高く、発言力が強いユーザに役割を与えることで、効果を発揮します。

日本では、著名人がブランド大使として任命されることが多く、一種のインフルエンサーマーケティング、バズマーケティングになりがちですが、本来はアンバサダーなる人物=熱心なファンですから、単純な金銭的な関係ではなく、深いつながりがファンと必要になります。よりコアなファンとの対話・傾聴が重要でマーケティング手法としては「質」の担保がとても重要となります。「量」を求めようとすると結果間違った方向性になることもあるため気を付ける必要があります。

「アンバサダー」を募集するキャンペーンを通じて顧客満足や顧客評価などフィードバックを得ることも可能です。企業として、ユーザとの関係づくりや傾聴を行なう際に効果的な施策となるでしょう。

 

 

2.リファラルマーケティングに力を入れるべき理由とは?


2.1 事業規模に関係なくリファラルは「有効」

既存顧客による「紹介」は新規の顧客を獲得するのにもはや不可欠な要素です。パソコンやスマートフォンを持つようになって一日に得る情報量は莫大に増えたと言われています。情報過多の時代においては、「何を言うか?」より「誰が言うか?」がとても重要です。

データからもわかる通り、「友達/家族からのオススメ」は最も信頼される情報源です。企業視点でサービスの強みを訴えるだけでなく、既存の顧客にサービスの良さを伝えてもらうことでより信頼を生む情報となり、お客様の背中を押すことになるでしょう。

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https://webtan.impress.co.jp/n/2018/03/07/28617
【調査対象】1都3県に居住する有職の25~29歳未婚女性
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2018年2月9日~2月21日
【回答者数】500名
【調査主体】ADDIX
【調査機関】ジャストシステム「Fastask」

2.2 リファラル(紹介)経由顧客は「質が高い」

あなたのサービスを知る既存客からの紹介で出会う顧客は質が高いと言われています。今までコンサルティングしていた中で紹介経由の顧客が質が低いといった方はいません。優秀な営業さんほど既存の顧客からの紹介に力を入れていますし、紹介が生まれるように既存顧客のフォローを重要視します。誰もが知っている通り、既存顧客を大事にすることが何よりビジネスの安定化を図るポイントです。サービスの質をあげることで顧客の質が上がり、その結果、生産性が向上し収益につながります。

広告への投資強化を図ることで、1次的に顧客を増やすことができますが、集客コストを増大し、利益率を圧迫します。また、新規の見込み顧客が増えることによって、顧客コミュニケーションや維持コストが余計に嵩み、生産性の低下を生むことがよくあります。嬉しい悲鳴となればよいのですが、必ずしもそうとは言えず徒労に終わるケースは少なくありません。

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2.3 獲得単価を抑えて「効率良く」顧客獲得できる

オークション形式で出稿管理が行われるオンライン広告では獲得コストをコントロールできません。自社の市場において競合が増えれば増えるほどオンライン広告の単価は高騰し続ける一方です。また、採用においても同じで、優秀な人材の採用費は高騰する一方です。市場の影響を受けて収益を圧迫するモデルよりも、自社資産を活用して紹介を増やすことで獲得効率が向上します。

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2.4 デジタルでのリファラル(紹介)は1対Nで、SNSを通じて簡単にできる

インターネットの普及によりリファラルマーケティングはさまざまな業界で活用されるようになってきました。その中でも代表的なリファラルマーケティングツールとして利用されているのが、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSです。

SNSの利用者は、普段から離れた場所にいる家族・友人と会話をしています。ちょっとした会話の中で、相手の悩みや相談事を聞いたり、紹介を行っています。そういった日常の中であらゆるサービスは評価され、クチコミとして伝わっています。大事なポイントはそういう日常会話の中であなたのサービスが想起するほど印象を持てているか?です。

そして、サービス紹介が簡単にできるかがポイントです。

デジタルでキャンペーンを用意しておけば、話題にあがったとき、手元のスマートフォンですぐに紹介できます。これまでは紙で紹介キャンペーンをやっていたのであれば、デジタルでキャンペーンをやるだけでその効果は格段上がるでしょう。

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2.5 デジタル管理することでリファラル(紹介)プロセスを可視化できる

デジタルでリファラルマーケティングを実施することで顧客同士のリファラル(紹介)活動・リファラル(紹介)価値を可視化できます。

自社サービスにおいて担当者制度を実施しているのであれば、どういった担当者に対する紹介が多いのか、顧客からどれくらい紹介が行われているのか、紹介から認知がどれくらい広がっているのか、そこから顧客化がどれくらい進んでいるのか、今まで見えなかったデータが可視化されることで活用可能になります。

担当者ごとのリファラル評価をすることでその担当者の顧客対応品質を見ることも可能です。単純に紹介からの顧客獲得を図るだけでなく、顧客の評価をリファラルから計測することで、自社サービスの顧客体験を改善することが重要です。

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2.6 リファラル(紹介)をデータ化して収益向上

リファラル(紹介)活動をデータ化することで、顧客評価を通じて獲得チャネルの評価をすることで今までは見えていなかった、口コミ効果を踏まえたROIを見ることができます。

本当に自社で重要視すべき顧客はだれなのか、その顧客と接点を持つべきなのかマーケティングの在り方を再検討するのに役立ちます。一方で、現場人材評価への反映や顧客評価のフィードバックにより社員満足度を向上することができれば、サービスレベルの改善にも寄与ができます。顧客の紹介活動データは顧客視点・自社視点両側面から改善を図ることができ、収益アップにつながります。

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3.リファラルマーケティングでより成果を上げるためには?


3.1 リファラル(紹介)キャンペーンの存在はいつでも目に付くところに

キャンペーンを実施していることを顧客に知ってもらうことは、リファラルマーケティングにおいてとても重要なことです。いくら利用者の満足度が高くても、そのキャンペーンの存在を知らなければ、積極的にサービス紹介をしようともしません。紹介キャンペーンの存在を知らせるためのリンクとしてCTA(コールトゥアクション)をサービス利用導線において目の引く場所に配置したり、利用者とのコミュニケーション導線において必ず設置することが重要です。

例えば、オフラインの現場でも顧客折衝の場にポスターを貼っておいたり、業務フローの中でもひとこと説明するなどちょっとした刷り込みが印象を変えます。

3.2 顧客満足が高くなるタイミングを探すこと

人は簡単にサービス紹介を友人にはしません。そもそも顧客がサービスや商材に満足していない限り、リファラルは発生しません。そこには顧客が商品を紹介する理由が存在するのです。その理由を知らずにリファラルマーケティングを実施するとよい効果は期待できません。 自社のサービスが実際にどのように紹介されているのか?その紹介されている理由や動機を知ることがより効果的なリファラルマーケティングの第一歩になります。

顧客評価を測る手法として、カスタマーサクセススコアや顧客満足度、NPS(顧客ロイヤルティー指標)などで図ることで最適なタイミングを把握することができるでしょう。

3.3 より質の高いリファラル(紹介)を発生させる顧客ターゲットを定める

より質の高いリファラルを発生させる顧客はどんな顧客かわかりますか? あなたのサービスを紹介してくれる顧客の動機はすべて同じではなく、サービスの利用する理由・課題も異なれば、サービスの利用形態・課金の価格帯も異なります。本当に良いと感じている顧客でなおかつ貴社にとって有益な顧客であればあるほど、サービス理解も高く、より質の高く正確なリファラルが発生します。顧客によっては1社・一人を紹介するだけでなく複数~10数人への顧客へのリファラルが発生するケースも少なくありません。

特定の顧客ターゲットをみつけ、彼らの顧客体験をより高めるインセンティブ(特典)を用意することで、リファラル戦略はあなたの期待する結果をもたらすでしょう。

3.4 インセンティブ(特典)は、金銭だけなくサービス・体験の強化を

紹介マーケティングにおけるインセンティブの多くは特典として金銭やポイント、割引のみが設定されていることがいまだに多いです。しかし、画期的なアイデアを出し有名になったのがDropboxです。Dropboxではユーザが利用できる容量増加をするための特典として友達紹介キャンペーンを組み込みました。紹介者がDropboxのアカウントを作れば作るほど、250MB容量を追加するもので、結果として、顧客獲得コストを劇的に下げたと言われています。これを機にフリーミアムの期間が延びたり、体験回数を増やしたりとそのサービスの顧客体験を味わえるインセンティブ設計が主流となってきています。

金銭をインセンティブとして送るにしても、新規獲得にかかるマーケティングコストや既存顧客の定着化コスト、LTV(ライフタイムバリュー)を踏まえて設計することが重要です。サブスクリプション型のサービス程よりインセンティブがリッチな設計になっていることが多いです。安易なインセンティブ設計だとそこから生まれる、顧客紹介はチェリーピッカーとなる可能性があるのでご注意ください。

3.5 手間がかかるリファラル(紹介)コミュニケーションはNG

リファラルをより多く誘発するためには、まず第一にどれだけその手続きが簡単にできるかが重要となっています。いくらインセンティブがとても良いものだとしても、それを手にするのにとても時間がかかるとするならば、参加のモチベーションが少なくなってしまいます。次に、どんなキャンペーンでもインセンティブが一つのきっかけとしてリファラルを発生させます。そのインセンティブ自体の利用もすぐに使える(次回の体験で使えるなど)より早く手にできること重要です。

最後に、ユーザがサービス紹介を実施していただくために、いろいろな接点からキャンペーンの認知を図ることだけでなく、キャンペーン参加が気軽にできる仕組みづくりが必要となります。初めてのお友達紹介はちょっとした勇気を乗り越えたものとして、とても大事にしたいものです。

3.6 win-win-winの三方よしをしっかりつくる

リファラルキャンペーンを実施するうえで重要なことは、紹介者(リファラー:紹介する人)と被紹介者(ゲスト:紹介された人)と自社サービスとそれぞれの関与者の特性を踏まえてキャンペーンを設計することが重要です。特に紹介者はキャンペーンによっては一人の人だけにサービスを紹介するわけでなく多くの人に顧客体験を伝えてくれます。1回だけでなく、複数回行なわれることを前提とした特典設計がとても重要となります。一度商品を紹介した人が再び紹介する確率が高いのは論理的に自然だと思います。しかしながら、多くのキャンペーンは一度でも友人紹介した人に再びリファラルしてもらうためのコミュニケーションやそれをプログラム化していません。より効果的に紹介キャンペーンを機能させるためには、紹介の「成功」を紹介者へ伝えること、そして再び(さらに)友人紹介を促すためのオファーとインセンティブを用意することです。そういう、顧客と自社の関係を深いものとするしかけをつくることで、さらなるリファラルを期待することができます。

3.7 顧客の声を聞くことがリファラル(紹介)のきっかけをつくる

「顧客の声を聞きましょう。」もはや当たり前のポイントのように感じてしまいますが、サービス体験を聞くポイントがとても重要になります。前述のとおりカスタマーサクセススコアや顧客満足度、NPS(顧客ロイヤルティー指標)など顧客評価を図る手法がいくつかあります。そういった顧客フィードバックを得るコミュニケーションから、顧客紹介を促すのがポイントとなってきます。特に、顧客の評価がとても良いときは、その時におススメしてくれそうな相手をイメージしていただき、どういった人なのかを聞いてみましょう。そして、「もしよろしかったら紹介してもらえないか」と促してみましょう。

顧客とのタッチポイントにおいて、サービス体験に対する答えを得るタイミング。それこそ紹介キャンペーンの存在をより印象に伝えるタイミングでもあります。

 

3.8 コアファンには限定サービスグッズをプレゼント

ステッカーやTシャツなどコアファンがちょっとほしくなるグッズを用意して提供するのも一つのポイントです。コアファンや紹介を率先して広げてくれる方(いわゆるアンバサダーやエヴァンジェリスト!)には、限定グッズを提供するでパートナー・チームの一員として招き入れましょう。

パソコンやスマートフォンに貼れるおしゃれなステッカーやちょっとしたおしゃれで着こなせるTシャツ、社内スタッフ専用の鞄・コップなどを用意しておくことでコアファンの気持ちをくすぐることが可能です。コアファンの人々がどういうライフスタイルの方が多いのか、どういうデザインが好きなのかインタビューしたうえで、より魅力的なツールを用意しておきましょう。きっとそういったツールがきっかけとしたサービス紹介が始まることでしょう。

3.9 お客さんが簡単に伝えられるリファラル(紹介)フレーズを用意

サービス紹介をするときに複雑な仕組みのサービスは紹介がしにくいです。「安い」「早い」「質が高い」「素敵」「カワ(・∀・)イイ!!!」など顧客がサービスに満足しているポイントやコメントをリサーチしておきましょう。そういった顧客視点のフレーズを把握しておくことで、まずは自社のサービスの良さを伝えるコミュニケーションの質を上げることができますし、そういうコメントが友人への紹介をする際のキーフレーズになります。

このサービスは、○○だからGood! 簡単にその良さを伝えられるように、常に○○が想起できるような顧客コミュニケーションを育みましょう。

 

3.10 顧客満足の高い体験を改善・提供し続けること

リファラルマーケティングで成果を上げていく手法は他にもたくさんあります。より印象に残り、紹介しやすく、インセンティブが魅力的なことなどとても重要ではありますが、それよりも何よりも大事なことは顧客視点で自社サービスを見直しを図り、その体験を絶えず改善することです。顧客体験が秀逸であればあるほどリファラルは自然と発生します。リファラルマーケティングで成功している企業は、カスタマーサクセスという観点から顧客接点をもつ営業・接客、マーケター、エンジニア、UXデザイナーなど、すべての関与者が「リファラル」の重要性を理解し、改善を図っています。

 

4.リファラルマーケティング事例

4.1 劇団四季 「一緒に行こう♪メール」

劇団四季が実施している「一緒に行こう♪メール」は、舞台を一緒に観に行きたい方へ、チケットの購入をお願い(おねだり)するメール機能です。
コミュニケーションとして面白いのは、届いたユーザは「断る」「買う」のどちらかしか選べない仕様となっているところです。女性から誘われた男性の多くは断りづらく買ってしまうのではないでしょうか? お祝い事やお誕生日などを基軸にに、友人・ご家族同士の紹介・おねだりを誘発できる施策だと思います。

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https://www.shiki.jp/invite

4.2 Oisix リファラルキャンペーン

おうちCO-OPが実施しているお友達紹介キャンペーンは、紹介をすると紹介者には何人でも3,000円相当のクーポンが、ゲスト側には5,000円相当のクーポンに加えて、送料半年無料+毎週3品無料+野菜とフルーツが20%OFFになるOisix Premium Passの初月無料がプレゼントというかなり豪華なものです。ターゲットが主婦(夫)の皆さまが対象となると思いますので、よりOisixの魅力を感じていただけるようなインセンティブが用意されているのではないかと思います。紹介者もメリットを感じられるお友達紹介キャンペーンではないでしょうか。(2019年11月現在)

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https://www.oisix.com/FriendIntroductionDescription.htm

 

4.3  Dropboxのリファラルキャンペーン

Dropbox のリファラルプログラムは、もっとも有名ではないかと思います。Dropboxでお友達紹介すると、自身が利用できる利用容量を増やすことができます。Dropbox Basic アカウントでは 1 人紹介するごとに 500 MB、最大 16 GB まで無料容量が手に入ります。Dropbox Plus と Dropbox Professional アカウントでは 1 人紹介するごとに 1 GB、最大 32 GB まで無料容量が手に入ります。Dropboxの紹介プログラムは、15か月で400万人のユーザーを獲得したと言われています。

4.4  Teslaのリファラルキャンペーン

Teslaは、ご存知の通り電気自動車を販売する会社です。お友達紹介キャンペーンとして、お客様紹介リンクからTesla車両を購入した方は、1,500キロメートル相当のスーパーチャージャー無料充電利用特典を提供しています。ご紹介毎につき、Founders Series Model YもしくはRoadsterスーパーカーが当たるチャンスを手にすることができます。 スーパーチャージャー無料利用特典をお持ちのTeslaオーナーの方の場合、新しい顧客を紹介1件につき2回のチャンスを獲得できます。これまでの車で置き換えると、「ガソリンプレゼント!」というのと同じ表現ですね。サービスの利用促進を図るインセンティブ設計となっています。

4.5  Amazon Prime のリファラルキャンペーン

お友達紹介で1,000円分のクーポンがプレゼントされるのがAmazonファミリー会員紹介プログラムです。紹介プログラム管理ページから招待用リンクをコピーして自分のサイトやブログ、Eメールに貼り付けたり、Facebookでシェアすることが出来ます。紹介された人がAmazonファミリーに入会し、Amazon.co.jpでの販売商品(Amazonマーケットプレイスの商品を含む)から1,000円以上同時購入すると、そのご注文の発送日から約10日後にアカウントにクーポン(1年間有効)として登録されます。獲得出来る紹介料の上限は年間で10,000円となっています。

4.6  Google apps(Gsuite)のリファラルキャンペーン

 

G Suite は、ビジネス用のメール、オンライン ストレージ、共有カレンダー、ビデオ会議など、仕事を効率化ツールです。G Suiteの リファラルプログラムでは、新規ユーザー 1 人の申込みにつき、G Suite Basic プランでは ¥1,800、Business プラン/Enterprise プランでは ¥3,600 がインセンティブとして支払われます。1 ドメインにつき 最高¥360,000 までインセンティブが用意されています。リファラルプログラムの利用には、名前とメールアドレスの入力で専用の紹介リンクが用意され、そのリンク経由での申し込みは紹介とみなされるようです。参加者限定のヒントやプログラム更新を取得できるようなので登録しておくのがおススメです。

4.7  Evernoteのリファラルキャンペーン

 

Evernoteのリファラルプログラムでは、Email、Facebook、Twitterなど経由で紹介リンクを発行することができます。紹介リンク経由で友人が登録し、インストールして Evernote にログインすると、紹介者のプランはEvernote プレミアムに無料アップグレードされます。プレミアムは¥600 / 月で有料機能が使えるものですが、紹介者には、プレミアムに交換できるポイントが付与されます。最初の 3 回までは、紹介するたびに 10 ポイントずつが贈呈されます。10ポイントでプレミアム 3ヶ月分に値します。紹介した友達が初めてプレミアム会員になった時は、さらに5 ポイントが贈呈されます。

4.8  Riff Raff&Coのリファラルキャンペーン

Riff Raffは赤ちゃん向けの睡眠グッズ販売をするオーストラリアの会社です。シンプルな在宅ビジネスから、Riff Raffは口コミで百万ドルのビジネスに成長したと言われています。

Riff Raffがおこなっている友達紹介キャンペーンでは、友だち紹介は世界規模で行われています。まず、商品の発送を全世界無料で実施しています。サービスを紹介された友人が招待リンクから購入すると、併せてRiff Raff&Coの無料睡眠グッズが送られます。

 

5. リファラルマーケティングサービスのご紹介

 

リファラルマーケティングについてのまとめいかがでしたでしょうか?お友達紹介キャンペーンというKWで検索するとさまざまなキャンペーンが世の中で行なわれていることがわかります。しかしながら、その多くをみてみるとユーザ体験としては、まだまだなものが多くあるように感じます。近年ではB2Cではユーザ同士のコミュニケーションにメールを使うことは少なくなってきています。今では、日本人口の80%がLINEを利用しているとも言われ、コミュニケーションの基盤は変わりつつあります。そういった社会のコミュニケーション基盤の変化に対応したお友達紹介体験を科学するツールをご紹介します。

 

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トピック: お友達紹介ノウハウ, お友達紹介研究レポート

 
 
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