2020.06.18 紹介キャンペーン事例 金融機関
イオンカード家族・友達紹介キャンペーンの適用条件は?新規入会特典と併用できる?
画像キャプチャ引用元:イオンカード公式ページhttps://www.aeon.co.jp/campaign/introduce/index.html
様々な企業様のリファラルキャンペーンを研究・評価する「お友達紹介研究所」。
この記事では、イオングループのクレジットカード「イオンカード」その他イオン系列カードの紹介特典をご紹介します!
・企業名:イオン株式会社
・キャンペーン概要
イオン系列のクレジットカードを持っている人が対象の家族・友人紹介特典。紹介者は友人に自身の「紹介者ID」を教え、新規会員登録のときに入力してもらう。友人が登録完了すると、紹介者には1,000円相当ポイントを、友人には500円相当ポイントをプレゼント。友人には新規入会特典(キャッシュバック、ポイント付与など)も適用されるので2重にお得!
キャンペーンの特典
お友達には… 500円分ポイント
紹介者には… 1,000円分ポイント
応募方法
イオンカードのお友達紹介は【フォーム入力】で行われます。
①紹介者はマイページにログインし、自身の「紹介ID」を確認します。
②「紹介ID」を友人に伝えます。(「紹介メール作成ページ」でメール文面の自動作成も可能です。)
画像引用元:イオンカード公式ページhttps://www.aeon.co.jp/campaign/introduce/index.html
③友人は新規会員登録の際、紹介者の「紹介ID」を入力 →登録完了で特典ゲット。
イオンカードのキャンペーンの嬉しいポイント
①イオン系列カードならほぼどれでも適用◎!
イオンカードは各地のスーパーや銀行と提携しているので、系列カードはなんと58種類!アイドルグループのグッズや特典がもらえる限定カードもあります。イオンカードのお友達紹介キャンペーンは、イオンマークのついているカードならほぼすべてが対象です。(注意:一部適用外のものもあります、後述)。自分が興味のある&よく使用するサービスと連携しているものを選べば、利用頻度も高くお得感も増しそうですね。
②新規入会特典との「2重取り」ができる!
イオンカードの目玉のひとつは、お得な「新規入会特典」。家族・友達紹介キャンペーンで入会した人にも「新規入会特典」は適用されるので、紹介された友人にはプラスαでポイントが入ることに!お友達に紹介するときは「新規入会特典」についても一緒に教えてあげるのがよさそうです。ちなみに現在のキャンペーンはこちらのページで確認できます。
③「紹介者ID」を教えるだけで手軽に紹介できる!
紹介者IDはマイページから簡単に確認可能です。紹介者IDをメール、LINEまたはメモ書きなどで伝え、会員登録の際に入力してもらうだけで紹介が完了。入力を忘れさえしなければ簡単に登録ができるようになっています。ちなみにSNSでの拡散は「不正行為」として禁止されています。発覚すると特典は取り消しになってしまうので注意しましょう!
注意:適用外になる条件は?
ただし!イオン系列カードでも一部には対象外のものも。イオン公式ページによれば、以下の場合はキャンペーン適用外になってしまいます。
・デビットカード
・キャッシュ+デビットカード
・家族カード
・ベネッセ・イオンカード
・JQ SUGOCA
さらに次のような場合も、キャンペーン適用外になります。
・カード切替の申し込み
・同一人物による申し込み
・過去、同一カードに入会していた友人への紹介
ちなみにイオンカードのお友達紹介では、不特定多数への紹介行為(SNSでの拡散など)は公式で禁止されています!
手軽に紹介できるのでついやりがちですが、発覚するとせっかくの特典が無効になってしまいますので注意しましょう。
評価 ★★★☆☆
・商品の魅力 ★★★★★
イオンカードは、言わずと知れたイオングループのカードです。ご自宅の近所にも一軒はイオン系列のお店があるのでは?というくらいの大手スーパーなので、日常のお買い物でイオン系カードがあって困ることはほぼないでしょう。イオンカードを持っていれば、日曜日の「ときめきポイント5倍」や毎月20・30日の5%オフ「お客さま感謝デー」などポイント還元も多く、日常のお買い物だけでポイントが貯まりやすいです。入会費・年会費も無料なので、特にこだわりのない人であればとりあえず入っておいて損のないカードだと思います。
・企画のおもしろさ ★★☆☆☆
紹介者により多くのポイントが入る制度を採用しています。イオンのカードはすでに多くの入会者を得ているので、「今まで必要がなかった」「お得であることを知らなかった」人に対して宣伝を行ってくれる紹介者側に多くのインセンティブを与えたい狙いでしょうか(ちなみに前回のキャンペーンでは、紹介される友人には一切ポイントが入らない仕組みになっていました)。とはいえ、キャンペーンの意図がインセンティブ額にやや直接的すぎる形で反映されてしまっているのは気になります。「紹介キャンペーン」の魅力である「ロイヤルな顧客の獲得」という目的をもう少し追求すべきだと感じました。
・インセンティブの魅力 ★★★☆☆
普段のお買い物で使えるカードなので、500円または1000円相当のインセンティブは「あればありがたい」ものであるのは間違いなし。とはいえ、紹介される側にはとしては「労力をかけてまで」欲しい金額でもないので、紹介される側が手軽に申し込みできる仕組みがあれば十分な額かと思います。
・紹介のしやすさ ★★★☆☆
紹介者IDのコピペだけで紹介可能。SNSでの拡散と親和性のある方法ですが、SNSでの不特定多数への紹介は公式でNG!…ということなので、方法としてはちょっとイマイチ?「URL」での紹介だと、IDの打ち間違いなどトラブルも少なく、紹介される側の労力(入力の手間など)も最小限ですむでしょう。また文面の自動生成機能もメールしか用意されていないので、LINEなどで簡単にメッセージ&URLを送れる機能があれば、より手軽にお友達紹介ができそうです。
総評:
日頃使用するカードで特典ゲットできるのはうれしい!とはいえ、カードの使い分けが面倒だという人もまだまだ多いです。そんな中、わざわざ紹介したい/してもらいたいと思うほどの魅力をもたせたキャンペーンだと効果はぐっと上がるはず。まずは紹介される側がもっと手軽にアクションを起こせるシステムがあれば、紹介率もUPするのではないでしょうか。
トピック: 紹介キャンペーン事例, 金融機関
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