店舗で紹介キャンペーンを成功に導く!卓上ポップで集客を高める設置とデザインのコツ
店舗事業の紹介施策では、「キャンペーンがうまく認知されない」という課題を抱える企業様も少なくありません。
店舗では、購入前の待ち時間や施術前の待機時間など、お客様が手持ち無沙汰になるタイミングが多くあります。実はこの時間こそが紹介促進のチャンスです。
このタイミングを活かして、購入カウンターやテーブルなど、目に入りやすい位置に卓上ポップを設置することで、お客様の自然な興味を喚起し、スムーズに紹介行動へとつなげることができます。
今回は、invy導入企業の成功事例をもとに、卓上ポップの設置ポイントとデザインの工夫を紹介します。
卓上ポップが紹介促進に効く理由
リファラルマーケティングでは、顧客が自然に「紹介のきっかけ」を得られる環境づくりが重要です。
ポップを受付やテーブル上など、視線が集まりやすい場所に情報を設置することで、待ち時間中の無意識な接触を生み出し、紹介行動への促進につなげることが可能です。
卓上ポップとは
卓上ポップとは、受付カウンターやテーブル、待合スペースなどに設置する小型の案内物のことです。
店舗を利用している最中に自然と視界に入りやすく、スタッフからの説明がなくてもキャンペーン内容を伝えられる点が特徴です。
紹介キャンペーンの存在を“さりげなく認知”してもらうための、店舗向け告知ツールとして活用されています。
卓上ポップが“見られる”理由と“行動”につながる仕組み
顧客が長く滞在する場所は、紹介キャンペーンを知ってもらう絶好のタイミングです。
飲食・美容・フィットネスなどでは、待ち時間や施術中など“手が空く時間”に、視界に入りやすい卓上ポップが目に留まります。この「何気なく視線が止まる瞬間」を捉えることで、押しつけ感のない、自然な訴求が可能になります。
さらに、色使い・配置・特典の見せ方といった視覚的な要素を工夫することで、顧客は「何のキャンペーンか」「どう行動すればいいか」を直感的に理解できます。
QRコードをその場で読み取れる導線を組み合わせることで、認知から行動までをスムーズにつなげることができます。
効果を最大化する卓上ポップの設置ポイント
卓上ポップの目的は、認知だけでなく“行動につなげる”ことです。
視線の集まりやすさや動線、QRコードの位置まで意識して設計することで、紹介ページへの遷移率を高めることができます。
視線導線を意識した配置

卓上ポップは、「顧客の視線が自然に止まる場所」に設置することが重要です。
受付カウンターやテーブル中央、商品やメニューの横など、お客様が待ち時間などで手持ち無沙汰になるタイミングは特に効果的です。飲食店や美容サロンでは、メニュー・カタログと並べて配置することで、無理なく視界に入り、キャンペーンの存在を認知してもらいやすくなります。
シンプルなキャッチコピーとデザイン
卓上ポップはサイズの制約があるため、情報を詰め込みすぎず、ひと目で内容が伝わる設計が重要です。
その中でも引きとなる“キャッチコピー”は、「紹介する人・紹介される人、双方にメリットがある」ことを端的に伝えるのがポイントです。例としては、「紹介したあなたにも、紹介されたお友達にも特典プレゼント」といった、内容が直感的に理解できる表現が効果的です。
また、デザイン面では、「特典」「限定」「ありがとう」などのポジティブなキーワードを目立たせ、色使いや余白を活かして視認性を高めることで、自然と目に留まりやすくなります。
情報量を抑えることで、QRコードへの誘導もスムーズになります。
QRコード設置の最適化
QRコードは、「読み取りやすさ」と「行動しやすさ」を意識して配置することが重要です。
テーブル面から約25〜30cmの高さに設置し、照明の反射を避ける角度をつけることで、スムーズな読み取りが可能になります。
あわせて、「QRを読むだけで紹介完了」「今すぐチェック」など、行動を後押しする短いコピーを添えることで、「簡単・すぐできる」という印象を与え、読み取り率の向上につながります。
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卓上ポップの告知を成功させる3つの工夫
卓上ポップは「設置しただけ」では成果は出ません。
「どう設置し、どう使い、どう改善するか」まで設計することで、はじめて紹介施策として機能します。ここでは、卓上ポップの効果を高めるための3つの工夫を解説します。
スタッフとの連携を前提にした設計
卓上ポップは、スタッフの声かけと組み合わせることで効果が高まります。
たとえば、「こちら、今実施している紹介キャンペーンのご案内です」と一言添えるだけでも、顧客の関心度は大きく変わります。
重要なのは、スタッフごとに説明内容がバラつかないことです。
声かけのタイミングや一言コメントをあらかじめ決めておくことで、誰でも同じレベルで案内できる仕組みを作ることができます。卓上ポップを「会話の補助ツール」として位置づけることが、安定した成果につながります。
URLを分けて効果を比較・改善する
卓上ポップの効果を高めるには、設置場所や用途ごとにURL(QRコード)を分けることが有効です。
下記のような形でURLを分けることで、「どの場所のポップが一番読まれているのか」「どこから紹介につながっているのか」を把握できます。
・ 受付カウンター用
・ テーブル用
・ 待合スペース用
この結果をもとに、「成果の高い設置場所を増やす」「反応が弱い場所はデザインやコピーを変更する」といった具体的な改善アクションにつなげることが可能です。
設置しっぱなしにせず、数値をもとに調整することが成功のポイントです。
定期的な内容更新で「見慣れ」を防ぐ
卓上ポップは、同じ内容を出し続けると見慣れてしまい、効果が落ちやすくなります。そのため、季節やキャンペーン内容に合わせて定期的に更新することが重要です。
たとえば、下記のように訴求テーマを変えることで、「また新しいキャンペーンが始まった」という気づきを生み出せます。
春 : 新生活応援
夏 : 期間限定特典
年末: 感謝キャンペーン
さらに、URLを分けて成果を比較することで、どの訴求内容が反応を得やすいかも判断でき、次回のポップ制作やキャンペーン設計にも活かすことができます。
成功事例:美容クリニック「ルシアクリニック」様

ルシアクリニック様では、紹介キャンペーンの告知方法の一つとして全国の各院でポップを設置しています。
そうすることで、お客様が来院中にスタッフが自然な接触機会を活かした紹介告知により、結果的に紹介経由の年間売上1.8億円を達成しています。
患者様に紹介キャンペーンを知ってもらうために、来院した方にキャンペーンを目に触れていただける環境作りを心掛け、無理なく紹介行動を後押しすることを実現しています。
まとめ
卓上ポップは、顧客の「自然な目線」に入り込み、声かけに頼りすぎずに紹介のきっかけを生み出せる、非常に相性の良いオフライン告知ツールです。設置場所やデザイン、コピーを工夫することで、待ち時間や施術中といった“行動前の余白時間”を活かし、無理のない形で紹介キャンペーンを認知・理解してもらうことができます。
invyは、こうした卓上ポップを含むオフライン施策と、デジタルでの紹介導線・データ計測を組み合わせながら、紹介キャンペーンの設計、現場での運用、成果の可視化、改善提案までを一気通貫で支援しています。
「紹介をやってみたいが、設計や運用に不安がある」「成果を継続的に伸ばしたい」そんな店舗事業者様にとって、実行しやすく改善し続けられる紹介施策の仕組みを提供します。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずは資料をダウンロードください。
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